ワンピースのロビンといえば「考古学者」ですが、麦わらの一味では貴重な「冷静な大人」というポジションもあります(笑)
フランキーと共に「アダルトチーム」として、冷静さと大人のふるまいをを求められているキャラですがフランキーは独自の路線を進んでしまいました!
ワノ国編からはロビンもキャラ変しつつありますかね・・・?
かわいらしさやお茶目さも出てきて、ロビンが素の自分を取り戻しているのかと思うと、読者としても嬉しい限りです。
そんなロビンですが、ワンピースの中では超重要な人物として世界政府からも狙われる人物となっています。
(詳細はこちらをご覧ください→ワンピース:ニコ・ロビンは重要人物!?ロビンの重要性を大解説! )
そしてワンピース単行本101巻1021話では、悪魔の姿になり新技「悪魔咲き(デモニオフルール)」を見せてくれました。
今回はロビンと悪魔について掘り下げてみようと思います!
ロビンの悪魔の姿は武装色の覇気!?:悪魔の子と呼ばれたロビン
ハナハナの実の能力者ロビン
ロビンは経緯は不明ですが幼い頃に「ハナハナの実(超人系)」を食べ、能力者になりました。
ハナハナの実の能力は、体の一部をあらゆる場所から咲かせることが出来る能力で、戦闘をするうえではかなり強い能力となりますが、子どもからは気味悪がられ友達も出来ず「妖怪」と呼ばれ1人ぼっちで生活していました。
両親は考古学者としてロビンを置いて島を出てしまい、ロビンは故郷オハラで預けられた親戚の大人にも辛くあたられ辛い日々を過ごしています。
そんな中唯一ロビンと仲良くしてくれたのがオハラの考古学者たちで、ロビンは考古学の勉強をはじめ8歳で考古学者となる天才です。
ロビンの心に落ちた闇
オハラの考古学者は世界政府に禁止されている「ポーネグリフ」の解読と「空白の100年」についての研究をしていました。
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ロビンは探求心が高かったのはもちろんですが、唯一の友人ともいえる考古学者の人たちと「同じように」勉強をし、肩を並べ「仲間に入れてほしくて」それらの禁忌を犯し独学でポーネグリフを解読するまでの知識を得ることが出来ました。
しかしオハラの考古学者たちがポーネグリフの研究をしていたことが世界政府に見つかり、たったそれだけの理由でオハラは住民共々バスターコールにより跡形もなく消されてしまいます。
寸前にロビンの母オルビアを逃したことで追われていたサウロと仲良くなりますが、ロビンを逃がすためにサウロはオハラと共に消されてしまいます。
ロビンにとって新しい友達であり、外の世界を教えてくれ、笑い方を教えてくれた大切な友達でした。
どれほどの傷がロビンの中に残ったでしょう。
そしてこの時、ロビンは母オルビアとも再会を果たしますが、やはり母もバスターコールのためにオハラと共に消されてしまいます。
考古学者の仲間も、故郷も何もかも失い、1人海に出て燃えるオハラを見ながらサウロに教わった笑い方を涙いっぱいにしてみせるロビンは、私たちの涙を誘いました。
この時から「悪魔の子ニコ・ロビン」とし7900万ベリーの賞金首となったのです。
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闇の世界を生きるロビン
ワンピースのロビンのセリフだけど、なんかカッコイイ。悲劇的なロマンスが好きなのは昔から変わってません。自分を全て受けいれ認めます。
ちなみに、このキャラも闇がある女性笑。小5の時から何故か好きだけど。 pic.twitter.com/XaUyb9cZjV— GEnKI (@_diningchicken_) November 24, 2021
オハラがバスターコールに沈んでから、ロビンは「ポーネグリフ」が読めることで、「オハラの生き残り」として世界政府や海軍から狙われることになります。
8歳の少女が世界を敵に生きるには、どれほどの苦しみや悲しみがあったかは想像に難くありませんね。
年齢を偽り様々な場所で隠れ潜み裏切られ続け、ルフィと出会った時には「秘密犯罪会社バロックワークス」の副社長になっていました。
名前をミス・オールサンデーとしクロコダイルの下で、アラバスタ王国乗っ取り計画に加担していました。
当時ビビが麦わらの一味にいましたが、ロビンは敵だったんですよねぇ
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ロビンの悪魔の姿は武装色の覇気!?:「悪魔咲き(デモニオフルール)」で悪魔を咲かせる?
麦わらの一味に加入してからのロビンは、自分が世界政府に狙われる身であることを自覚し、麦わらの一味が危険に晒されることを常に恐れていました。
心を閉ざし笑顔にはいつも陰りが見え、いつでも麦わらの一味に危険が迫ったなら自分は一味を離れるという決心をしていました。
何度も狙われ何度も不安になり、その度にロビンの気持ちを汲み取ってくれる仲間たちに、少しずつ信頼を寄せていくロビンです。
最初は一味のメンバーを「船長さん」「コックさん」などと呼んでいたのに、いつからか「ルフィ」「サンジ」と名前で呼ぶようになりました。
ポーネグリフを追い歴史を知りたいだけというロビンの願いは、一味と共に過ごすことで「目指すことが出来る」のです。
そしていつの間にか、「一味のために強くなりたい」と思えるようになり心から笑うことが出来るようになったロビンです。
ワノ国で狙われるロビン
ブラックマリアはサンジと戦っていましたが、サンジは女に手を上げません。
ブラックマリアはカイドウの命令によりロビン誘拐をもくろみ、サンジに助けを求めさせロビンをおびきよせようとします。
カイドウとビッグ・マムは、ロビンの知識を必要とし誘拐を目論んでいたのです。
世界政府だけではなく、海賊王になりたい海賊にもロビンの「ポーネグリフを読める頭脳」は狙われているのです。
サンジはボコボコにされますが、「助けてロビンちゃーん!」と叫びます。
一見サンジが自分の身を守るためにロビンを呼んだように見えますが、私たち読者はここで号泣せずにいられません!
「情けない男」と笑われる中、麦わらの一味だけは事情を察知します。
「サンジは女を傷つけないので、実際このままだと負ける。ロビンを呼んでもロビンは勝てる」と信じているのです。
そしてロビンもそのことを知るので、その場に登場しました。
またここで深く感動してしまうのは、ブルックも共に登場するという点です。
ロビンは1人で戦い勝てますが、世界政府に狙われている身ですので何が起きるかわからないため、いざとなった時にロビンを守るためにブルックも来たと思われます。
ロビンはここで、「悪の組織にいた時間も長いの・・・仲間にひどい事されたらちょっと・・・出ちゃいそう・・・私の“悪魔”の部分・・・」と言います。
そしてサンジに
「頼ってくれてありがとう(ハート)嬉しかったわ」
と。
ワンピース1005話
ロビン好きすぎる回だった。
悪魔の実覚醒してたらおもしろいなぁ
顔面綺麗すぎだしサンジじゃなくてもこーなる絶対 pic.twitter.com/9e4TdssKCi— ひろ@アニメと漫画好き (@XWmfI9j3bhtLQpj) March 1, 2021
サンジだけではなく私も目がハートになりましたよ!
そしてしみじみと、「ロビンは今幸せなんだなぁ、信じて信じてくれる仲間が出来たんだなぁ、サウロの言ったように海に出て見つけたんだなぁ」と思うのです。
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ブラックマリア戦
ワンピース1020話でブラックマリアの「幻霧」にかけられたロビンは、幻の「母オルビア」「考古学の恩師で父(祖父)のように慕うクローバー博士」「笑い方を教えてくれた友達サウロ」を見ます。
ロビンがその3人をどれほど大切に思い、どれほど会いたいと願って生きてきたことかを考えると、実に卑劣で残酷な技ですが、ロビンはその幻に惑わされることなく打破します。
愛する者の姿をしているものが、例え幻であっても攻撃をするというのはなかなか出来るものではありませんが、ブルックと同じように「そんな幻はどれほど見て絶望を味わったことか」ということです。
幾度と味わった絶望は、例えすでに乗り越え本当の笑顔を得たとしても、ロビンの心の中の消えない闇として残っているのでしょう。
悪魔咲き(デモニオフルール)
幾度となくブラックマリアから精神的な攻撃を受けるロビンですが、心の中にある闇のスイッチがついに入る時がきます。
ブラックマリアは、サンジのことを「自分を守るためにロビンを敵に売った情けない男」と罵ります。
ですがロビンは笑顔で言います
「彼は優しい人・・!サンジが私を頼ってくれた意味をあなたが知る必要はない・・・!」
「彼こそ海賊王の両翼に相応しい男」
そして、ついに悪魔を咲かせます!
「悪魔咲き(デモニオフルール)」
悪魔のような羽根がはえ、体は巨大化し、目もつりあがり角と牙が生え、全身真っ黒の姿です。
「悪魔にだってなるわ」
「本当に必要としてくれる人達がいるから・・・!頼ってくれる人がいるから・・・!」
(ワンピース単行本101巻1021話)
https://twitter.com/yakizakana106/status/1469839672876867584ロビンの悪魔の姿は武装色の覇気?
悪魔の姿になったロビンは全身が真っ黒だったことから、武装色の覇気を全身に纏ったのか?という考察がされています。
ロビンの悪魔の姿は武装色の覇気か?
武装色の覇気を纏うとその部分が黒くなることから、ロビンの悪魔の姿が武装色の覇気だとすると全身に纏っているということになります。
ロビンは小さな頃から戦いの場にいたでしょうから、戦いには慣れているはずです。
なんでしたら麦わらの一味の誰よりも長く戦ってきたのかもしれませんから、武装色の覇気が扱えるとしても不思議はありません。
2年の修行でロビンが過ごしていたのは革命軍の元でしたが、その中でサボとコアラから魚人空手を学んでいたことがわかっています。
サボは武装色と見聞色の覇気が使えますので、武装色の覇気を鍛えてもらった可能性もありますね!
ですが、ルフィですらギア4を使うと身動きとれなくなってしまいます。
ロビンは悪魔の姿になった後、バサッと倒れていますが・・・全身に纏う程の覇気は持っていないんじゃないかなぁ?
という意見もあります。
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ロビンの悪魔の姿はロビンの想い
ここからは私の個人的な意見となりますのでご承知おきくださいませ。
私はロビンの悪魔の姿は、ロビンの想いの形なのではないかと思います。
ロビンの中に存在している闇の部分は先述しましたが、麦わらの一味はロビンのそれらのことも含めて認めて受け入れてくれました。
ロビンが世界政府に狙われるということは、麦わらの一味も共に狙われるということであり実際に何度も危険な目にあってきました。
それでも麦わらの一味は「ポーネグリフが読めるロビン」ではなく、「仲間のロビンがたまたまポーネグリフが読めた」という考えで常に仲間であると思ってくれています。
それはロビンの中にある闇を少しずつ溶かしてくれたでしょうし、今ロビンは心からの笑顔を見せることが出来ています。
「悪魔の子」と呼ばれるロビンそのものを受け入れてくれた仲間たちを、ロビン自身も守っていきたいと初めて思えたということです。
「誰かのために、強くなりたいなんて、考えたこともなかった」(ワンピース単行本61巻596話)
と、ロビンも言っています。
ロビンは自らの分身を作ることも出来ていて、その分身は服までも再現されています。
ハナハナの実の能力は手や足という体の一部を咲かせる能力と思っていましたが、その域を超えて心というか想いを具現化して咲かせることが出来るようになったのかもしれません。
悪魔の姿というのはロビンにとって「辛い過去」ですが、それすらも「戦う力」に変えるようになった。
仲間のために、ルフィを海賊王にするために、自分の全てを力に変えて最終地点まで自分の出来ることをしようというロビンの想いを咲かせたのではないかと思うのです。
どちらかというと、ハナハナの実の能力の覚醒に近い感じではないでしょうか?
ワンピース:ロビン悪魔の姿は武装色の覇気!?「ロビンと悪魔」徹底解説!まとめ
ロビンの悪魔の姿について考えてみましたが、皆さんはどう思われたでしょうか?
ロビンは時々怖い発言をしますが、ロビンの生きてきた世界を考えるとそういう思考になるのもわかりますよね。
「ロビンと悪魔」について色々と語ってきましたが、ロビンの悪魔の姿は決して「悪」という意味で描かれたのではないと思うのです。
チョッパーが「おれルフィの役に立つ怪物になりてェ!」と言いましたが、ロビンの「悪魔にだってなるわ」という言葉は、チョッパーと同じ意味なのではないでしょうか?
ロビンが武装色の覇気が使えるというのはありそうですし、麦わらの一味は全員覇気が使えるようになるのでは?と思っていますが、いかがでしょう?
今後も目を離さず注目していきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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