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ワンピース:五老星・ナス寿郎聖はワノ国出身?ゾロとイーザンバロンとの関係とは

五老星・ナス寿郎聖はワノ国出身?ゾロとイーザンバロンとの関係とは

漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の世界を統治する最高権力「五老星」。

コミックス25巻233話で初めて登場してから20年以上が経っていますが、まだまだ謎多き組織ですよね。

登場時はいつも5人で、聖地ことマリージョアのパンゲア城の「権力の間」におり、なにやら意味ありげな会話を交わしています…。

今回はその中で唯一、和装に身を包むイーザンバロン・V・ナス寿郎聖(イーザンバロン・ブイ・ナスじゅろうせい)について徹底考察していこうと思います。

ワノ国にルーツがあると判明した、ロロノア・ゾロとの関係も気になるところです!

目次

ワンピース:ナス寿郎聖とは?

ナス寿郎聖のプロフィール

名前:イーザンバロン・V・ナス寿郎 
年齢:不明
所属:五老星
肩書:五老星 財務武神
能力:馬骨(ばこつ)

イーザンバロン・V・ナス寿郎聖は、ワンピースの世界を統治する天竜人(世界貴族)の最高位にして、世界政府最高権力である五老星(ごろうせい)の一人です。

白の和装を着用し、大きな刀をいつも抱えているナス寿郎聖は、丸メガネに坊主頭という出で立ちが特徴的ですよね。
見た目だけを見るとそれなりに年を重ねているようですが、風格があり、どこか只者ではない感じが伝わってきます。

名前も「ナス寿郎」と、唯一日本的ですよね。
また、他の4人は黒いスーツを着用しているので、和装姿のナス寿郎聖は目立つ存在として読者に知られています。

考察好きのワンピースファンの間では、インド独立の父であり宗教家、政治指導者であるガンジー(マハトマ・ガンディー)がキャラクターのモデルなのではないかと推測されていますよ。

初登場から20年以上経過し、エッグヘッド編でやっと本名が判明しました。まだまだ謎多き人物ですよね。
ちなみにミドルネームのVは、金星を意味するヴィーナスを捩っているようです。

他の五老星も全員が太陽系の惑星(金星、水星、火星、木星、土星)にちなんだ名前がつけられているのも、尾田先生の遊び心ですよね。

ナス寿郎聖の経歴

ナス寿郎聖の初登場はコミックス25巻の第233話「世界最高権力」。
ワンピースの世界の秩序を守るため、約800年前に発足された世界政府の5人の最高権力者・五老星の一人として他の4人とともに登場しました。
天竜人の最高位ということで、ワンピースの世界の中では相当偉く、頭が切れるのでしょうね。

またいつも登場シーンでは、世界政府の本拠地・聖地マリージョアのパンゲア城内「権力の間」で議論を交わしていますよね。
そこで世界情勢に関する議論を5人で行っていて、サイファーポールや海軍に命令を下して世界の統制を図っているのだと思われます。
5人それぞれが「〇〇武神」という肩書を持っており、世界の均衡を保つため役割を分担しています。
ナス寿郎聖の肩書きは「財務武神」。
ワンピースの世界の財政や経済、金融などに関わる事柄を管理する人物で、なんだか頭が良さそうですね!

また、ワンピースの世界では五老星の地位の高さは別格なようで、海軍でさえも准将以下の階級であれば彼らの姿を見ることすら許されません。
偶然でもその姿を見れば抹殺されるのだとか…恐ろしすぎますね。

トップである海軍本部元帥でさえ、五老星の前では手も足もでないようで、命令には逆らえないみたいですね。

マリンフォード頂上戦争が終結した際には、インペルダウンから多くの犯罪者が脱獄したことを公表しないよう、海軍に口封じをしていました。
世界政府の印象を左右する不都合なことには蓋をする…現実世界の権力者と同じような動きを見せていて、なんだか腹立たしいですよね。
当時の海軍元帥・センゴクも指示を聞いて、大きな声で怒っていましたよね。
それでも指示通りに物事を進めなくてはいけないぐらい、ワンピースの世界における五老星の影響力は絶大ということでしょう。

しかし、五老星は世界政府の頂点というわけではない様子。
五老星の5人のさらに上に、謎のベールに包まれた「イム様」が君臨しています。
そんなイム様の前では、世界政府最高権力と称される五老星も膝をつき、指示を仰ぐシーンが描かれていました。
イム様のひと声で、サボが潜伏していたルルシア王国を跡形もなく消滅させていましたよね。

ラストスパートを向かえるワンピースの物語において、今後も大きな役割を担ってくれそうですね!

ナス寿郎聖の性格は?

20年以上前から登場しているキャラクターでありながら、性格や背景などがまったく描かれていない人物の一人です。

ナス寿郎聖含め五老星は、天竜人にとっての基本的な考えを持ち合わせており、非情で残酷な命令を下すことも少なくありません。

ワンピース作中で度々登場する重要なキーワード「空白の100年」や「Dの一族」についても何か知っている様子でした。

22年前には、歴史を知り過ぎた「オハラ」への非情なバスターコールや、クローバー博士の死刑も指示していました。

ナス寿郎聖は強いの?

海軍大将の黄猿と同じく五老星のサターン聖に次ぎ、エッグヘッド編で再登場したナス寿郎聖。
第1110話では初代鬼徹を片手に人獣型に変身し、島にいるパシフィスタを一瞬で機能停止にしました。

パシフィスタを斬る際に刀が黒くなっていたので、もしかしたら武装色の覇気を扱うことができる人物なのかもしれません。

また、パシフィスタを機能停止にする際、体内を氷漬けにしていることから「黄泉の冷気」を刀に纏わせていると考えられます。

ブルックはかつて、戦いの中で「魂を纏う斬撃は黄泉の冷気をこの世に伝える」こと、そして自らの刀を「凍える剣」と呼んでいました。

まだまだ彼が本領を発揮している姿は作中に登場していませんが、第1110話の戦闘シーンから察するに相当な実力の持ち主なのではないでしょうか?

ナス寿郎聖の能力とは?

第1110話では、悪魔の実の名前こそ明かされなかったものの、ゾオン系(動物系)幻獣種「馬骨(ばこつ)」であることが判明しました。
ナス寿郎聖以外の五老星についても、全員が悪魔の実の能力者であることが判明したので驚きましたね!

ワンピースの他のキャラクターは、変異時に実の名前とモデルが明かされるのですが…
五老星が誰一人とも明かされなかったのには、何か尾田先生のこだわりとトリックが隠されているのかもしれませんね。

ナス寿郎聖の能力に関しては、現時点では馬骨、という名前だけが分かっています。
サイファーポール(CP-0)のロブ・ルッチやカクと同じように、黒い羽衣のような蒸気を体がまとっているので、覚醒したゾオン系の悪魔の実の能力者なのかもしれませんね。

全身を変身させることはもちろん、上半身は人間のままケンタウロスのような人獣型的な姿に変化して戦うことも可能なようです。

「馬骨」とは何なのか

ナス寿郎聖のモデル「馬骨(ばこつ)」とは、江戸時代に生まれたとされる妖怪絵巻「土佐お化け草紙」に登場する馬の骨の妖怪に由来しているとされています。

土佐お化け草紙は、旧・土佐国(現・高知県)を舞台にした妖怪絵巻です。
物語は、日本各地の妖怪が土佐に集まり、夜明けを迎えたらその妖怪たちが退散していくシーンで締めくくられています。

この物語に登場する馬骨は「火事で焼け死んだ馬が化けたもの」と言われており、ナス寿郎聖が変異した姿も、馬の体が丸焼きになり骨だけになったような姿で描かれています。

ワンピースの世界では妖怪は幻獣と分類されているため、ナス寿郎聖が食べた悪魔の実は、ゾオン系幻獣種「ウマウマの実」モデル”馬骨”である可能性が高いとも言われています。

今後の物語で詳細が明かされるのが楽しみですね。

ナス寿郎聖の出生を考察!ゾロ・イーザンバロンとの関係は?

ナス寿郎聖とワノ国の関係は?

五老星の他4人が黒いスーツを着用している中で、ナス寿郎聖だけが白い和装。
また「ナス寿郎」という和風の名前がついていることもあり、ワノ国がルーツなのではないかとも言われています。
ただ、ワノ国編で出てきたキャラクターたちには漢字の苗字がありましたが、ナス寿郎聖にはありません。
イーザンバロンという姓がついていることから、純粋なワノ国出身者ではないのかもしれませんが、なにかしらの関係があることは期待したいところですね!

ナス寿郎聖が持つ刀は初代鬼徹?

ナス寿郎聖が肌身離さず持っている大きな刀。
あれは初代鬼徹(しょだいきてつ)ではないか?という噂や予想がネットでは見受けられます。

というのも鍔や柄などが、ゾロの愛刀である三代鬼徹や、ワノ国で登場した二代鬼徹にとっても似ているからなのだそうです。

ワンピースの世界では、鬼徹シリーズの刀は「名刀」として知られています(たしぎ談)。

なかでも初代鬼徹は、世界最高の剣士であるジュラキュール・ミホークの「夜」や、白ひげの「むら雲切」と同レベルの最大大業物に数えられるのだそう。

ワノ国編では、「三代鬼徹」を鍛刀した刀鍛冶の天狗山飛徹(てんぐやま ひてつ)が登場しましたよね。
また、その飛徹が保管していた天狗山古徹(てんぐやま こてつ)作の「二代鬼徹(にだいきてつ)」の存在も明らかになりました。

ですが、作中では初代鬼徹の行方が明かされていないことから、ワノ国がルーツと思われるナス寿郎聖が所持している刀がそうなのではないか?と期待されているんですね。

ナス寿寿郎は登場シーンでいつも大事そうに抱えているので、相当大切な名刀であることが伺えます。

今後作中でワノ国との繋がりが判明し、ゾロとの激戦が見れることに期待したいですね!

ナス寿郎とゾロの関係とは?

長らく謎だった麦わら海賊団の剣士「ロロノア・ゾロ」の出生が105巻で明らかになり、ファンの間で話題になりましたよね。

それは55年前、ゾロの祖母・霜月フリコを含む計25人の人物がワノ国を出航したことに始まります。
その中の10人が東の海(イーストブルー)にあるゾロの出身村に定住したのだそう。
霜月フリコは村の剣士・ロロノア・ピンゾロと夫婦になり、ロロノア・アラシが誕生しました。

このロロノア・アラシが、ゾロの父親にあたります。
成長したアラシは盗賊の娘・テラと結ばれ、今のゾロが誕生したというわけですね。

ちなみにゾロの祖母・霜月フリコは和道一文字・閻魔の刀を生み出した「霜月牛マル」の姉であり、伝説の侍「霜月リュ―マ」の子孫でもあります。

よって、ゾロはワノ国の霜月家の子孫であり、霜月リュ―マの子孫でもあるということになりますね!

霜月家はワノ国の大名一族です。

一方のナス寿郎のイーザンバーク家もワノ国出身だとしたら、大名や将軍、王など相当な肩書や立場にいたと想像できますね。

作中ではまだ判明していませんが、同じ刀遣いであるゾロとナス寿郎、この二人の関係性が深い可能性がありますよね。
もしかしたらゾロが最後に戦うラスボスが、ナス寿郎聖なのではないかと期待してしまいますよね。

世界最高の剣の実力を持つとされている、ゾロの師匠「ミホーク」とどちらが強いのでしょうか。気になるところです。

五老星・ナス寿郎聖はワノ国出身?ゾロ・イーサンバロンとの関係とは まとめ

ナス寿郎聖の経歴や出生の秘密、ゾロとの関係性についてまとめてみました。いかがだったでしょうか?

まだまだ多くの謎を抱えている五老星とイーザンバロン・V・ナス寿郎聖ですが、ワンピースの物語の終盤に向けて登場する機会が増えたので、謎が一つ一つ解明されていくかもしれませんね。

正直に言うと、天竜人以外のすべての人間を見下している五老星は5人とも好きにはなれません…(苦笑)

ただ、第1110話の戦い方を見る限りはめちゃめちゃ強そうなので、今後ゾロをはじめ麦わらの一味との交戦を期待したいところですね!

大盛り上がりを見せているエッグヘッド編。
少しずつワンピースの世界の歴史や成り立ちが明かされてきて、「空白の100年」や「Dの一族」などの壮大な謎も解き明かされていくことを期待したいです。
伏線が徐々に回収されていく最近のワンピースは、見ていてワクワクしますよね!

今後はイーザンバロン・V・ナス寿郎とロロノア・ゾロの動向や関係性にも注目しながら、ワンピースのストーリーを楽しんでみてくださいね!!

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ワンピースやキングダムなどがだーい好き。ワンピースの最終回の予測にフォーカス中

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