ワンピースの「ビビ」の初登場は初期の頃ですが、根強い人気を保ち続けています。
現在「麦わらの一味」ではありませんが、一時期麦わらの一味と行動を共にし別れ際には「仲間」として誰もが認める存在となりました。
その後もワンピース単行本の扉絵を含めて、ちょこちょこと顔を見せており読者としても「忘れた頃にフト思い出させる」存在となっていました。
ルフィが最終決戦を迎える時、ビビが仲間として「何か関わるだろう」と思ってはいましたが、ここにきて驚きの考察がされているのを目にしました!
「古代兵器プルトンはビビではないか」
という考察です。
いやいやいや、プルトンは戦艦でしょ?
戦艦って決まったじゃないですか!
プルトンは戦艦で今は存在しないので、フランキーが作るんじゃないの?
私はそう信じてきたのですが!?
ですが、それらの考察を読んでみると、なるほど!と思う部分も多いのです。
今回は「プルトンがビビ」という考察についてまとめ、私なりの考察もしてみたいと思います。
ワンピース:古代兵器プルトンは冥府を司る神
ワンピースの中に出てくる古代兵器「ポセイドン」「プルトン」「ウラヌス」は、ギリシャ神話に基づく神の名前です。
「ポセイドン」は海と地震を司る神
「ウラヌス」は天空の神
です。
「ポセイドン」については、魚人島の「しらほし姫」が正体だということが判明しています。
しらほしは魚人島の人魚姫で、海王類と会話をする能力があります。
私の中では、「ポセイドンがしらほし姫であり、海王類をリードしルフィと共に世界をひっくり返す何かを起こす」ということに間違いはないと思っています。
※「ポセイドン」については、こちらで詳細を書いていますので、よろしければ参考にしてください。
ワンピース ポセイドンの正体しらほしの今後の展開を徹底考察!
「ウラヌス」については、ワンピースの中ではまだ正体は判明していませんが、様々な考察がされています。
※「ウラヌスの正体はナミではないか?」という考察について、こちらで書いていますので、よろしければこちらも寄り道して読んでいただけると嬉しいです。
さて「プルトン」ですが、プルトンは「冥府の神」です。
冥府とは「死後の世界」「黄泉の国」という意味があるようですが、「冥」が「暗」という意味も持ち、「根の国」「地下の国」という意味も含んでいるそうです。
「暗い地下の国」となりますと、イメージとしては「地」となり、ビビの国「アラバスタ王国」はそのイメージに一致します。
ワンピース:古代兵器プルトン=「戦艦」をビビが操る?
ワンピースの中でプルトンは「世界最悪の戦艦」であることがわかっています。
そうなのです、「戦艦」であることがわかっているのです。
戦艦であることがわかったのは、アラバスタより先「ウォーターセブン編」です。
ウォーターセブンでは、麦わらの一味のフランキーが仲間入りしますが、その時にプルトンの設計図を世界政府のCP9と壮絶な戦いを繰り広げた後、フランキーが燃やしてしまったことになっています。
フランキー本人が燃やしたその設計図が偽物でないのなら、設計図はフランキーと兄弟子であるアイスバーグの頭の中にのみ存在すると言えます。
その戦艦が生き物ではなく、人の手で造れる物であること、つまり形のある「物質」であることは、設計図を見たフランキーとアイスバーグ更に2人の師匠であるトムによってはっきりされています。
「こんなもん・・・人間に造れんのか・・・」
と、世界一の技術を持つであろう3人の船大工を驚愕させています。
この3人が驚愕するほどの戦艦ということは、常識では考えられない技術が盛り込まれていると言えます。
【ワンピース】サニー号はプルトンの技術を使って作られてる?? https://t.co/9JveEaSZB6 pic.twitter.com/Tg1Jo42iCT
— ワンピース情報記者 (@onepeacenews) June 15, 2018
海の上を走る列車を作る人たちの常識を覆すのですから、それはもう私程度の頭では考えることは出来ませんが。
もしその動力が「人間の力」であったなら?
ポセイドンは「しらほしが海王類を操る」
プルトン「ビビが戦艦を操る」
と考えることが出来ます。
ワンピース:古代兵器プルトンのポーネグリフはアラバスタに
ビビの国アラバスタ王国は砂漠の国で、地下正殿が存在し「プルトンの在処」を示すポーネグリフが見つかっています。
「アラバスタにプルトンがある」と考えたクロコダイルが、大勢の国民の命を犠牲にして探しましたが見つけることは出来ませんでした。
その時クロコダイルの仲間だったロビンは、ポーネグリフを解読しクロコダイルに「歴史のことしか書かれてないわ」と話しています。
それはロビンがクロコダイルを騙しただけで、実際にはアラバスタの国王であるコブラにより
「なぜ嘘をついた その石にはこの国の歴史など刻まれていない! お前たちの欲しがる“兵器”の全てが記してあったハズだ・・・! そのありかも・・・」
と、ポーネグリフの内容が語られています。
ロビンはプルトンの在処を知っているのでしょう。
↓こちらの記事もご参照ください↓
ワンピース:ポーネグリフって一体何なの?解読できるのは誰!?
ワンピース:古代兵器プルトンはアラバスタに?ビビが操縦者?
プルトンは現在のワンピースの世界に存在しているのでしょうか?
クロコダイルはなぜアラバスタにプルトンがあると思ったのか、世界政府はなぜプルトンの設計図があるのを知っているのか?
古代兵器は3つありますが、プルトンについてだけが「今存在している」という扱いをされていることからも、現存していると考えられます。
ではどこにあるのでしょうか?
ウォーターセブンでアイスバーグは
「プルトンとは・・・遠い昔 この島で 造られた 「戦艦」の名だ・・・」
と言っています。
プルトンはウォーターセブンで造られたということで間違いないでしょう。
空白の100年の以前、古代兵器を動かし戦いがありプルトンを造ったということは、考察通り「操る者」がいるのだとし、更にビビ(アラバスタ王国)に関わると考えると
「プルトンはアラバスタ王国にある」
と考えるのが自然です。
800年前に「ある巨大な王国」を滅ぼした20の国のひとつがアラバスタ王国でしたが、アラバスタ王国はマリージョアへの移住を拒否し天竜人になりませんでした。
アラバスタ王国は、現在の「天竜人」にとっては裏切り者ということになります。
その800年前の争いに唯一疑問を持った一族で、代々その時がくるまでプルトンを守り続けていたのだとしたら辻褄が合います。
ビビが麦わらの一味に入らなかったのは、国を愛しているのはもちろんですが、ビビの中にある無意識の力がプルトンの傍で守ろうとしていたのかもしれません。
ワンピース:古代兵器プルトンはアラバスタ王女・ビビが操る戦艦!?壮大な考察を徹底解説!!まとめ
「古代兵器プルトン」=「ビビ」という考察について解説してきましたが、皆様どう思われたでしょうか?
私はこの考察を調べるほどに、プルトンはビビだと思うようになりました。
以前「ウラヌス=ナミ」の考察で、「ルフィはナミを一味に勧誘する時、いつも強引ではあるけれどナミに関してだけは『執着』というほどのものを感じた」と書きました。
(よろしければ→ワンピース 古代兵器ウラヌスはナミ?衝撃的な考察! )
ですが、ビビを誘った時は以外とあっさり受け入れています。
もちろん強引でしたけど・・・笑
ビビがルフィたちに「この国を愛してるから!」と言った時、ルフィは「そうか!」と笑っています。
ルフィの納得いきません顔からビビのこの国を愛してるから行けませんを聞いてニコッ穏やかな笑顔すごい胸がキューッとなる pic.twitter.com/8UJ9NTqgnT
— なつた (@natade_coco755) August 18, 2018
事情が事情というのはありますが、ルフィでしたらそんなのお構いなしに「うるせェ!」「そっか!じゃあ行こう!」とか言いそうじゃないですか?
ルフィもビビの無意識にある
「国を守る(プルトンを守る)」
というモノを感じとったのだとしたら・・・?
今後の展開に胸が躍ってしまいますね。
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