麦わらの一味の船医チョッパーは、15巻で初登場してからその愛らしい姿とキャラクターで人気です。
ワンピースの単行本100巻でもチョッパーは大活躍していましたね!
あのかわいらしいチョッパーが、ヒトヒトの実を食べた「動物(ゾオン)系」の能力者であることは皆さんご存知だと思います。
様々な形態に変化するチョッパーですが、ランブルボールを使いモンスターポイントで巨大化し、驚異的なパワーを発揮するその姿は「覚醒」なのでしょうか?
ネット上でも「覚醒」なのか「暴走」なのかが話題に上がっていますが、私なりに考察してみたいと思います。
↓こちらの記事もご参照ください↓
ワンピース:船医、町医者など・・・「医者キャラ」をドン!と一気に紹介!
ワンピース:チョッパーの悪魔の実の能力は?覚醒してる?
チョッパーはヒトヒトの実を食べて、動物(ゾオン)系の能力者となりましたが、チョッパー自身が開発したランブルボールという薬で、以下のような様々な姿と強さに変化することが出来ます。
チョッパーの形態変化
頭脳強化(ブレーンポイント)
動物(ゾオン)系の「人獣型」普段のチョッパーの姿。
重量強化(ヘビーポイント)
動物(ゾオン)系の「人型」人間の姿とは遠いが筋肉ムキムキ。
脚力強化(ウォークポイント)
動物(ゾオン)系の「獣型」トナカイの姿。
飛力強化(ジャンピングポイント)
跳躍力が上がる。
毛皮強化(ガードポイント)
毛が膨らみまん丸な姿になり防御力が上がる。
腕力強化(アームポイント)
腕力が上がる。
角強化(ホーンポイント)
角が大きく強化され、地中を掘り進むことが出来る。
柔力強化(カンフーポイント)
カンフー技を繰り出す、卵体型。
怪物強化(モンスターポイント)
巨大化し攻撃力も防御力も上がる。怪物のような姿。
現在モンスターポイント以外はランブルボールがなくても、自分の意志で変化することが出来るようになりました。
初めてモンスターポイントに変化した時、チョッパーは自我を失い仲間さえも攻撃するという暴走状態でしたが、修行を乗り越えた新世界編以降では暴走することはなく自我を保つことが出来るようになっています。
ですが体力の消耗が激しく、モンスターポイントが解けた後は身動きがとれなくなるという弱点があります。
このモンスターポイントが、チョッパーの「覚醒」ではないかと言われているのです。
確かにその姿は、インペルダウンの脱卒獣によく似ていますし、脱卒獣は覚醒した動物(ゾオン)系の能力者です。
ワンピース チョッパー ランブルボール
モンスターポイント
むちゃくちゃカッコよすぎる! pic.twitter.com/LAXMocDGjL— シュワちゃん (@taku487564) January 18, 2019
ワンピース:「悪魔の実の覚醒」とは何なのか?
悪魔の実を食べた能力だけでも桁外れの強さを発揮しますが、「覚醒」するとどうなるのでしょうか?
クロコダイルはこう語っています(ワンピース単行本56巻)
「あいつらは“覚醒”した動物(ゾオン)系の能力者だ!
異常なタフさと回復力がウリなのさ」
更にドフラミンゴも語っています(ワンピース単行本78巻)
「“悪魔の実”の能力には まだ「覚醒」という上の世界(ステージ)があるんだ・・・!!!」
そして
「能力は稀に「覚醒」し己以外にも影響を与え始める!!!」
悪魔の実の覚醒とは、悪魔の実を食べただけで人間外の力が手に入りますが、覚醒するとその更なる上の世界(ステージ)にレベルアップすると言えます。
ドフラミンゴの言っている「己以外にも影響を与え始める」というのは、主にパラミシア系の覚醒だと思われるので、チョッパーには当てはまらないでしょう。
チョッパーは動物(ゾオン)系の能力者ですので、クロコダイルの言う「あいつら(獄卒獣)」に当てはまると思います。
ワンピースファンだけど獄卒獣の下半身が人間なの全く知らなかった pic.twitter.com/AqyTp0kyvW
— きしめん🎨 (@kisimen675) January 3, 2021
実際獄卒獣は体が巨大であり、気絶させられる程のダメージを受けても、すぐに立ち上がり戦闘に参加してきています。不死身とすら思える回復力を持っていますよね。
そこでチョッパーのモンスターポイントを考えてみると、体の巨大さはありますね。また「異常なタフさ」もかなりあると思いますが「回復力」についてはどうでしょうか?
100巻のチョッパーはクイーンとの闘いで、相当なタフさを見せかなりのダメージを与えています。
モンスターポイントはまだ解除されていませんが、チョッパー自身にもかなりの疲労感が積もっているのを隠しきれていません。
これは「覚醒した動物(ゾオン)系の異常な回復力」というには、まだ少し弱いのではないかと思います。
ワンピース:チョッパーの巨大化・モンスターポイントは覚醒ではない(まだ)
私は、チョッパーのモンスターポイントは、まだ「覚醒」の段階にきていないように思います。
先述したように、「異常な回復力」という点で少し弱さを感じてしまいます。
チョッパーは魚人島編で「おれルフィの役に立つ怪物になりてェ」と言っていますが、まさに怪物かのように倒れても倒れても立ち上がり、本物の怪物のようなタフさを持った時に「覚醒」されるのではないでしょうか?
シーザーとの回想シーンで、シーザーは
「俺の言う薬品を揃えろ 巨大化時間を30分に延ばせる」
「リスクは増えるが・・・」
と言っています。(ワンピース単行本100巻)
このリスクを乗り越えた時、またはそのリスクを抑える薬をチョッパーが開発した時に「覚醒」されるかもしれませんね。
その時には時間制限はなくなり、モンスターポイントとは違う形態変化が増えているかもしれません。
私としては、獄卒獣は倒されてもすぐ復活するタフさは確かにすごいと思うのですが、結局はすぐに倒されてしまいます。
チョッパーが覚醒したとして、インペルダウンの獄卒獣程度(失礼)の強さで終わるのでしょうか?
何かもっとチョッパーならではの、例えば「医療」「どんな病気でも治す万能薬」この辺りのキーワードで更なるレベルアップをするのではないかと考えています。
そうなるとチョッパーは純粋な「動物(ゾオン)系の能力者ではない」ということになってしまうかもしれませんが、チョッパーの形態変化がすでに特異な能力ですのでその可能性もあるのではないでしょうか?
個人的には脱卒獣に似ていない、あのかわいらしい小さなチョッパーの姿で、超パワーを身に着けて覚醒してほしいのですが・・・
ワンピース :チョッパーの巨大化!悪魔の実の能力・モンスターポイントは覚醒なのか!?まとめ
チョッパーのモンスターポイントは、覚醒ではないと思われます。
チョッパーが覚醒する時は、怪物のようなタフさと回復力を身につけ、チョッパーが言っていたように「ルフィの役に立つ怪物」のような力が発揮されると思います。
チョッパーが「覚醒するための手がかり」を見つけてくれ、麦わらの一味の窮地を救うなんて場面を想像してみると、今後の展開が楽しみでなりません。
皆さんは、チョッパーの覚醒についてどう思われるでしょうか?
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