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ワンピースの医者(ドクター)キャラクターを一挙紹介!船医・町医者など多彩な顔ぶれ!

ワンピースに登場する「医者キャラ」と聞くと、誰が思い浮かぶでしょうか?
ワンピースの中には医者キャラが結構出てきます。

麦わらの一味の海賊船には「船長(ルフィ)」「戦闘員(ゾロ)」「航海士(ナミ)」「狙撃手(ウソップ)」「コック(サンジ)」「考古学者(ロビン)」「船大工(フランキー)」「音楽家(ブルック)」「総舵手(ジンベエ)」と、欠かせない役職が揃っています。

役職があっても全員が戦闘員で、前線に立ち戦うのです。
そこで必要なのが「船医(チョッパー)」です。
船医は海賊にとっては重要な生命線です。

ワンピースには船医だけではなく、各地で医者をしているキャラクターも多く出てきます。
今回は特に麦わらの一味と関係の深い「医者キャラ」をドン!と紹介していきます。

目次

ワンピースの医者(ドクター)キャラクター:「船医」編

麦わらの一味の医者(船医):トニートニー・チョッパー

まず紹介しますのが、ご存知麦わらの一味の船医「トニートニー・チョッパー」です。
私がワンピースの中で最も好きなキャラですが、間違いなくワンピース界No.1のかわいらしさ! ・・・いえ、将来No.1の医者となれる技術と心を持ったキャラでしょう。

チョッパーはトナカイですが「ヒトヒトの実」を食べ、人間型になることが出来るようになった能力者です。
ドラム王国(現サクラ王国)で麦わらの一味に仲間入りしました。

チョッパーは「トナカイ」でしたが、鼻が青いために仲間に疎外され、ヒトヒトの実を食べて人間の姿になっても、完全な人間の姿にはなれないため「化け物」扱いをされ、人間の仲間に入ることも出来ませんでした。

そんなチョッパーをDr.ヒルルクが救い、ヒルルク亡き後はその意志を継ぎ、Dr.くれはの元で学び医者となりました。

「自分が万能薬になるんだ」という決意を持ち、過去に大きな悲しみを持っているからこそ、とても優しい心の持ち主です。

自ら開発したランブルボールで、様々な形態に変化をし複数の能力を発揮することができ、臆病ながらも前線で活躍するほどの実力の持ち主です。

ウソップのバレバレな嘘にルフィ共々すぐに騙されてしまう素直さを持ち、「強い男でありたい」という気持ちで持ちクールぶっているのですが、褒められると頬をピンクに染め満面の笑顔で、「誉められてもうれしくねーぞコノヤロがー!」というセリフで、女性ファンを釘付けにする愛されキャラです。

今は「ルフィの役に立つ怪物になりてェ!」と、過去のトラウマを乗り越え優しく強い海賊に成長しました。
命を軽んじる者を許さず、正義感に溢れる男です。

今後の活躍がとても楽しみですね!

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ワンピース :チョッパーのモンスターポイントは覚醒か!?

黒ひげ海賊団医者(船医):ドクQ

黒ひげ海賊団の船医です。
医者ですが生まれつき体が弱いようです。
手持ちのカゴに爆弾入りのリンゴを入れ、人に配り爆発するかしないかの命運をはかるという、医者とは思えないことを平然と行います。

ストロンガーという愛馬に乗っていますが、歩けないのではなく戦闘能力は高く、大鎌を使って戦闘をします。
黒ひげ海賊団の9番隊隊長ですので、かなりの強さであると考えられます。

ストロンガーも体が弱いようで、ドクQと同じように吐血するシーンでの、ルフィとゾロの「馬もかよッ!」という突っ込みは、ちょっと笑えましたね。

ハートの海賊団医者(船医):トラガルファー・ロー

ハートの海賊団船長兼船医(外科医)で、オペオペの実の能力者です。
トラガルファー・ローは「死の外科医」という異名を持つ、ルフィと同じく「最悪の世代」の海賊ハートの海賊団の船長であり医者です。

本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」と、ワンピースの大きな謎のひとつである「D」の名を持っています。

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ワンピース:Dの一族は月の一族!?光月家もD!?「Dの一族」徹底考察!

登場した時は、ルフィと敵対関係になるのではないかと思いましたが、マリンフォードではルフィの命を救いに来てくれ、パンクハザードでは麻薬中毒にされた子供たちを救うなど、クールな立ち居振る舞いとは意外な優しい一面が見られます。

子供の頃医者の父に医療を教わり暮らしていましたが、「珀鉛」による「珀鉛病」が国に蔓延し、世界政府の陰謀により家族も友達も失い国を追われてしまいます。
自暴自棄になりドフラミンゴ率いる「ドンキホーテ海賊団」に入りますが、ドフラミンゴの実の弟コラソンが命がけでローの病気を治そうと翻弄する姿に心を許します。
コラソンの命と引き換えに、ドフラミンゴからの自由を手に入れたローは、「自由であること」にこだわりを強く持っています。

現在は四皇を倒すために、ルフィと同盟を組んで共に戦闘を続けています。
ルフィの自己中心的な行動に振り回されて突っ込み、冷静に物事を見極める人格の持ち主ではありますが、おにぎりに梅干しを入れたサンジとケンカしたり、忍者にロマンを感じていたりする様子なども見られ、女性ファンを激増させています。

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白ひげ海賊団医者(船医):マルコ

マルコは白ひげ海賊団の船医で、1番隊隊長。
通称は「不死鳥マルコ」、動物系幻獣種の能力者で、攻撃を受けると「復活の炎」「再生の炎」を纏い不死鳥のように一瞬で回復することが出来ます。
その炎は他者を回復させることも出来るが、自身の回復力ほどはなく一瞬で回復させることは不可能です。

マリンフォード頂上戦争では、エースが倒れた後
「その命こそ…!!生けるエースの“意志”だ!!! エースに代わっておれ達が必ず守り抜く!!!もし死なせたら“白ひげ海賊団”の恥と思え!!!」
と叫び、ルフィを守りました。

白ひげ海賊団船長の白ひげが黒ひげに敗れた後、白ひげ海賊団の生き残った仲間たちを引き連れて、白ひげのナワバリを守り続けていました。
しかし、黒ひげティーチの能力には勝てず敗北し、その後消息を絶っていました。

その後マルコは、白ひげの故郷の村を守りながら医者として過ごしていることがわかりました。
メガネをかけて穏やかな生活をしていたと思われますが、ワノ国でのカイドウとの闘いに共闘してくれるよう旧知の仲であるネコマムシより打診され、白ひげの形見を守るために一度断っています。
マルコの白ひげへの忘れられない恩と愛情と悲しみがわかります。

一度はネコマムシの誘いを断ったマルコでしたが、現在はワノ国でカイドウとの闘いに参戦しています。
「生けるエースの意志」であるルフィを放っておくことが出来なかったのでしょうか。
マルコがワノ国に現われた時、皆さんも私と同じように
「おおお~! マルコ来た~~!」
と、思ったのではないでしょうか!?

マルコが治療に直接関わっているシーンはそれほど多くありませんが、クイーンのウィルスで大混乱の現場に来てすぐに状況を理解し、ウィルス感染を防ぐ援助をしています。
ワノ国ではマルコの新しい技が見られるかもしれませんね。

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スリラーバーク海賊団医者(船医):ドクトル・ホグバック

スリラーバーク海賊団の幹部で船医。
ドクトル・ホグバックは外科医として天才的な技術を持ち、地位と名声を手に入れた天才外科医です。
ある日突然と姿を消していましたが、スリラーバーク海賊団に入り、死体をその医療技術により修復し、船長であり元王下七武海ゲッコー・モリアが人から切り取った影を入れることでゾンビを無数に作る研究をしていました。

ホグバックの医療技術は世界に轟いていたため、チョッパーはホグバックを心から敬愛し、会うことをとても楽しみにしていましたが、ホグバックの命を命とも思わない言動を目の当たりにし激怒!

ホグバック自身はシンドリーという女性に恋をし失恋、シンドリーが不慮の事故で命を落としたことに絶望し、自分の医療技術で蘇生したいという気持ちを持ちました。
元々屈折した精神の持ち主だったため

「おれはただ天才だっただけ!金の為に手術はやったが、診たくもねェ患者達が次から次へとひっきりなしに世界中からやってくる!迷惑なモンだ、面倒臭ェ!そこいらのバカ医者共に救えねェ命もおれなら救えちまう、こんな天才の悩みがてめェにわかるか!?」

などという、セリフを言い放つ。

天才故の苦悩もあったでしょうが、倫理観の欠如したその考えは誰からも受け入れられず、ヒルルクやドクトリーヌの意志を継いでいるチョッパーには許し難いことだったでしょう。当然最後には麦わらの一味にぶっとばされて敗北します。

ドクトル・ホグバックの技術は、損傷した身体を復元することが出来るなど、非常に高い技術でしたので、まっとうな道でその力を発揮してくれていたら、素晴らしい医者になっただろうと思います。

ロジャー海賊団医者(船医):クロッカス

グランドライン入り口の双子岬で灯台守をしている、元ロジャー海賊団船医クロッカスです。
麦わらの一味のブルックが生前(ブルックは1度死に、ヨミヨミの実の能力で蘇りました)属していた「ルンバー海賊団」の仲間である、巨大クジラ「ラブーン」と暮らしています。

ルンバー海賊団はグランドラインを一周する間、ラブーンをクロッカスに預けたのですが、ルンバー海賊団は全滅してしまいます。
いつまでも帰らないルンバー海賊団を探すため、ロジャー海賊団に船医とし乗船し、ラブーンの仲間たちを探していました。

ルンバー海賊団の全滅を知り、ロジャー海賊団が解散した後双子岬に戻り、ラブーンにルンバー海賊団の全滅の話をします。
人の話を理解できるラブーンはその話に納得せず、その体をレッドラインの壁に打ち付けて傷だらけになってしまいます。
クロッカスはラブーンに寄り添いながら、ラブーンの治療を続けていました。

ロジャーは不治の病を患っており、クロッカスはその苦しみを和らげることの出来る唯一の医者だったことから、相当の医療技術の持ち主だと思われます。
また、巨大くじらラブーンの胃の中に家を建て治療をするという、これもまた相当高い医療技術が必要です。

この先グランドラインを乗り越えた麦わらの一味と再会し、ブルックと再会するラブーンを見届けるクロッカスがとても楽しみです。

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ワンピース:クジラたちの頭の傷の伏線に迫る!

ワンピースの医者(ドクター)キャラクター:「町医者」編

元ドラム王国町医者:ヒルルク

ドラム王国(現サクラ王国)の、チョッパーの名付け親であり親友であり、医者の心を教えた元泥棒です。
ヒルルクは泥棒時代に不治の病にかかりましたが、ある町で「奇跡の桜」を見た途端に病気が治ったと言うのです。
実際には「完治」ではなく「緩和」され、死の時期も延びたのだと思われます。

ヒルルクは奇跡の桜により自分の病気が緩和されたことで、「この世に治せない病気はない」と強く思い医者を志します。
ヒルルクは無免許医師であるうえにかなりのヤブ医者で、町の人たちからの評判は良くありません。
病人を見つけると勝手に家に押しかけ、謎の薬で悪化させてしまうなど、その行動は医者からは程遠いと思われます。

ある日チョッパーが人間たちに迫害され雪の道に倒れていたところを、ヒルルクが助けます。
チョッパーは人間不信になっていて、ヒルルクに敵対心を持って殴ってしまいますが、ヒルルクの熱い行動により心を開き、すぐに仲良くなります。
チョッパーの心の病をヒルルクは完治させたと言えるでしょう。

ヒルルクとチョッパーは二人三脚で、ヤブ医者と謎の化け物コンビで、押し売り医療を続けます。
当時のドラム王国は王の独裁政権により国民が苦しむ国であり、それを「この国は病気だ」「人を憎むのではない」とチョッパーに話します。
国民が悪いのではなく、国が病気になってしまったのだ、病気を治すためには溶けることのない冬島であるドラム王国に、桜の花を咲かせるしかない。
自分のように奇跡の桜を見ることで、国の病気は治るのだと信じています。
海賊旗に対して「不可能を可能にする信念の旗」と言い、「ドクロに桜」のマークをつけた海賊旗を飾っています。

病気が悪化し死を覚悟したヒルルクですが、その病状を知ったチョッパーは図鑑を見てアミウダケというキノコを採ってスープを作りヒルルクに差し出します。

図鑑のアミウダケの横には「ドクロのマーク」がついていて、それは「毒」を意味するものでしたがチョッパーは「不可能を可能にする信念のドクロのマーク」と勘違いをしてしまうのです。

ヒルルクはチョッパーの優しさに喜び、毒入りのスープを飲み干します。チョッパーのスープで死んではならないという思いから、王の罠を知った上で罠にハマり自害してしまいます。

明確に「知っていて罠にハマった」と明言されている描写はありませんが、私はチョッパーの毒スープで死ぬのではないことを伝えると同時に、医療についてきちんと学ばなければいけないということをチョッパーに教える意味もあったのではないかと思います。
実際にヒルルクは死の前に、本物の高い医療技術を持つDr.くれはにチョッパーの今後を頼んでいます。

現在の王国はドラム王国からサクラ王国にかわり、ヒルルクの優しさに心打たれた人たちの力で、ヒルルクの命をかけて研究した桜が咲き、国の病気も治ったようですね。

元ドラム王国・現サクラ王国町医者:くれは

愛称ドクトリーヌでおなじみの、ドラム王国(現サクラ王国)の医者です。
チョッパーの師であり、厳しく優しく自身の持つ医療の全てをチョッパーに伝授しています。
雪の冬島でへそ出し衣装身にまとい、御年なんと139歳(当時)!
「ばばあ」などと言ってしまうと、メスを持って追いかけまわし、とてつもない身のこなしで麦わらの一味の男性陣をも黙らせてしまいます。

ドクトリーヌはヒルルクとは違い、治療をしてもらった家庭は破産の危機を迎えそうなほどの高額な治療費を請求します。
そのかわり腕は確かで、
「あたしの前から患者が消えるときはね 治るか 死ぬかだ!!!」
という、確固たる自信とまたそれだけの医術を持っていることがわかります。

ヒルルクとは正反対な性格や医療技術ですが、ヒルルクの死を受けヒルルク最後の願いである「チョッパーに医療を教えてほしい」という願いを叶えてくれます。
口も態度も悪いですが、慈愛に満ちた笑顔を向ける美しい医者です。
過去に大きな何かを抱えていると思われ139歳となった今、病人に対して
「ハッピーかい!」
と口に出来るだけの器を持ったのだと思います。

表面には出しませんが、チョッパーを息子のように慈しみ、その後のチョッパーの活躍を見ても確実な医療を伝授したと思われます。
チョッパーもまたドクトリーヌをヒルルク同様親のように慕っています。

チョッパーがルフィの船に乗船する決意を告げた時には猛烈に怒り反対しましたが、こっそりと医療道具の詰まったリュックを用意し、自然にチョッパーが旅立てるようにしてくれました。
「湿っぽいのは嫌いでね」
と、涙を見せるその顔は、母が子供の旅立ちを見送るそれと同じだったのがとても印象深いですね。

チョッパー旅立ちの最後には、ヒルルクが命をかけて研究してきた「国の病気を治す奇跡の治療薬」である、満開の桜を見事に咲かせチョッパーを見送りました。
ヒルルクが成功させていたその薬がドクトリーヌに渡されたのでしょうが、ドクトリーヌはチョッパーがいつか海に出ることを予想しその時まで持っていたのでしょうか?
ドクトリーヌの心境を想像すると、ぐっとくるものがありますね。

チョッパーを見送る最後のセリフは

「行っといで バカ息子・・・」

ドクトリーヌとチョッパーの涙、そして冬島に咲く桜の風景、同じく涙した読者の方も多いのではないでしょうか?

ワンピースの医者(ドクター)キャラクターを一挙紹介!船医・町医者など多彩な顔ぶれ!まとめ

麦わらの一味と縁の深い、ワンピースの医者キャラを紹介してきました。
紹介したキャラの他にも、船医や医者は出てきます。
ウソップの故郷であるシロップ村の「カヤ」は、医者になるために勉強していますよね。
いつかウソップが傷ついた時、カヤが治療をする日がくるかもしれません。

ワンピースは今後ますます強い海賊との戦いがあるでしょう。
チョッパーの活躍はもちろんですが、戦闘に傷ついた仲間たちを救うため、医者たちの今後の活躍が期待されます。

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