キングダム読者の間で昌平君が秦国を裏切り、ラスボスになるんじゃないかという話が出ていますがご存知でしょうか?
秦国の軍総司令として数々のピンチから救ってきた昌平君がまさか?と信じられないと思う方も多いと思います。
昌平君が秦国を裏切りラスボスになる!という話には史実が関係しているのです。
本記事では、なぜ昌平君が裏切りラスボスになると言われているのか紹介していきたいと思います!
キングダム:昌平君(しょうへいくん)について
呂不韋四柱の一人として登場しますが、嫪毐の反乱を機に嬴政一派に加わった、秦国軍総司令を務める天才軍師。
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— まえちん/嬴翼ハワイ (@lucky8969) August 31, 2021
合唱軍編や鄴攻めなど大事な大戦には必ず昌平君の策が使用されており、軍師として嬴政から絶対的な信頼を得ています。
人材育成にも力を入れており、後に河了貂が入学する軍師学校を設立しています。
キングダム:昌平君(しょうへいくん)の強さは?
軍略家としての才能が評価されることが多い昌平君ですが、実は武将としての腕も超一流であり、蔡沢が蒙武より強いと発言したり、嫪毐の反乱時には、昔は蒙武と同等の武力を持っていたと紹介されています。
実際に嫪毐の軍、三万に対し千の兵を率いて反乱を鎮圧しました。
キングダム:史実における昌平君(しょうへいくん)とその裏切りとは
実際に残っている史実は少なく諸説とされているものもありますが、史実での昌平君をまとめた内容を紹介していきたいと思います。
昌平君は楚の王族だった
事の始まりは楚国と秦国の同盟から始まります。
当時は同盟をした際に裏切り行為が行われないように人質交換を行なっていました。
楚国から人質として秦国にきていたのは考烈王(後の楚王)でその後、昭王の娘との子供を授かります。
その子供が昌平君なのです。
史実では昌平君は楚の皇族の血縁に当たることがわかりました。
嫪毐の反乱
昌平君は呂不韋の補佐として活躍しますが、史実で昌平君の活躍を記すものは多くありません。
代表的なもので嫪毐の反乱鎮圧が昌平君の功績として記されています。
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— たいじゅ (@tttaijukun) May 13, 2017
嫪毐の反乱を史実では、叔父とされている昌文君と鎮圧した功績が称えられ右丞相に任命されます。
昌平君は秦を裏切り楚の王になる
事の発端は秦国が楚国を落とす為に必要な兵数を議論での出来事と言われています。
議論の内容はというと楚国を攻め落とすのに必要な兵数は一体何人なのか?というものです。
李信と蒙恬は20万、王翦が60万と答え、嬴政は李信と蒙恬に楚の攻略を命じますが、それに対して嬴政を昌平君が諫めた事が、原因で嬴政の怒りを買い丞相を罷免されてしまいます。
さらに昌平君は民衆をまとめるために郢陳という土地へ送り込まれます。
李信と蒙恬が楚国を攻めている間に昌平君がいた郢陳で反乱が起きてしまいます。
郢陳での反乱を止めようと李信将軍が向かいますがそこで楚の項燕に奇襲をかけられ敗北してしまいます。
丞相を罷免された昌平君はこの奇襲の際にはすでに楚に寝返っていたのでは?という諸説もあります。
その後楚王が秦に捕まった事により項燕は楚の王族であった昌平君を楚の王にします。
昌平君は裏切りの後、王翦と蒙武に敗れる
楚の王になった昌平君ですが、敗戦した李信と蒙恬の代わりに王翦と蒙武が楚に侵攻を初め項燕と昌平君は敗北し昌平君は戦死する事になります。
キングダム:読み切り漫画で昌平君と蒙武が描かれている?
実は、キングダム連載前にみ切り漫画「蒙武と楚子」という作品あります。
キングダム総集編の
単行本未収録読切が面白い。
特に「蒙武と楚子」
ヤンチャな少年時代。
大人になって立場とか
なんとかあるけど
2人とも不器用すぎ!
アツいです。
今の本編でもそのうち
語られそうな雰囲気ですが
なんとか単行本にならんかな? pic.twitter.com/uuYWGrXEMW— うどんグンマー県民 (@udon101gunma) November 20, 2020
「蒙武と楚子」では蒙武と昌平君の出会いから別れが描かれており史実とは異なる部分もありますが基本的に史実通りの展開となっています。
昌平君は楚国と秦国は同盟を結ぶ事になりその人質として楚国からやってくる事になり蒙武と出会い親友になっていきます。
天下統一を企む秦国が楚国との同盟を破棄した事により人質の永久交換となり秦国の人間となった昌平君は蒙武と秦国で英雄となる事を誓いました。
そして昌平君は丞相になり嬴政に楚国の攻略を任されますが、祖国である楚国を攻撃できず楚国に亡命をしています。
その後、楚国を攻める蒙武と昌平君は対峙する事になり昌平君は戦死してしまいます。
この読み切り漫画の存在も昌平君が裏切るのでは?という理由でもあります。
キングダムにおける昌平君の今後の考察・裏切りはある?
キングダムでは楚国の考烈王には子供がいないという設定になっています。
現在の昌平君は楚出身という情報しかない為、今後、史実とは別でキングダムオリジナルエピソードとして、昌平君と楚の関係性が描かれるのではないでしょうか?
キングダムオリジナルキャラの華燐が行方不明の弟を探し回っていたというエピソードがありました。
改めて29巻と41巻を読んだけどやはりどう見てもこの描写で媧燐様の弟が普通に偃の事でした、には見えないし偃では話として盛り上がらないからなぁ
ぶっちゃけ原先生コレ描いてる時に
偃の存在を忘れていた疑惑 pic.twitter.com/SfMiwqvqNx— クレオ (@kureo900) August 6, 2020
華燐の弟が昌平君なのではないでしょうか?
華燐は楚の丞相の立場なので、本当に昌平君が華燐の弟だった場合は、楚の王にする事も可能だと思います。
その後、秦国の中華統一のラスボスとして、まだ登場していない楚の大将軍項燕と昌平君が秦国の前に立ち塞がるのではないでしょうか?
キングダム:昌平君(しょうへいくん)が秦国を裏切りラスボスになる!?裏切る理由も判明!?まとめ
キングダムでは細かな内容は書き換えられていますが、基本的に史実通りの流れで物語が描かれています。
なので今後、昌平君が秦国を裏切る可能性は大いにあり得る話だと思います。
そして秦国の中華統一に対して大国の楚国が最難関の敵になる事が予想されます。
史実とは異なる理由で昌平君が楚国に裏切り、項燕と昌平君がラスボスになると思います。
今後の昌平君の動きに注目をしてみてはいかがでしょうか?
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