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キングダム:呉鳳明(ごほうめい)の評価は!?裏切り者の呉鳳明はクズで無能!?

キングダム

呉鳳明は、魏の第一将軍です。

しかしその評価は、なんとクズで無能!

魏の第一将軍でありながら、なぜこのような不名誉な評価を受けているのでしょうか!?

本記事では、呉鳳明がクズと言われる問題のシーンについてと、本当に無能なのか?について、解説していきます!

目次

キングダム:呉鳳明(ごほうめい)はどんな人物?

呉鳳明は史実の人物?

呉鳳明は史実に存在しない、キングダムオリジナルキャラクターです。

父は、蛇甘平原の戦いで麃公に敗れた呉慶。

呉慶と言えば、本能型の将軍である麃公とは正反対の知略型の将軍でした。

呉鳳明も父の血を受け継ぐ、知略型の将軍。

また、両手を合わせて「すり潰せ」というセリフも父譲りです。

呉鳳明は自己評価は高い?

クズで無能だという最悪の評価をされている呉鳳明ですが、かなり自信家で自己評価が高い印象です。

特に合従軍戦で、そのように感じる言動が多く描かれていました。

例えば、合従軍の軍議で堂々と真ん中の席に座ったり、

「この戦の主役は魏軍だ」

「この術が解かるのは、俺の他には李牧くらいのはずだからな」

などの言動から、呉鳳明は自信家で、自己評価の高い人物だと感じました。

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キングダム:呉鳳明(ごほうめい)はクズ?裏切りともいえる問題のシーン

呉鳳明(ごほうめい)が身代わりを立てて逃走!

著雍の戦いで、秦側の動きを見誤った呉鳳明は、本陣を突かれます。

呉鳳明は、ここまで迫られては勝ち目はないと判断。

本陣を捨て、逃走することにします!

その際、側近の”韓徳”に自分の格好をさせ、身代わりとして本陣に残しました。

魏の本陣に辿り着いた羌瘣は、韓徳を呉鳳明だと思って斬ります。

羌瘣が韓徳を襲っている間に、呉鳳明は見事脱出に成功!

この、側近を身代わりにして逃げたというシーンが、呉鳳明がクズと言われる問題のシーンの一つです。

呉鳳明(ごほうめい)の師匠への裏切り

呉鳳明がクズだと言われる問題のシーンはもう一つあります。

本陣から危機一髪で逃げ出すことができた呉鳳明の元に、師匠で魏火龍の霊凰が「何があった」と一早く駆け付けました。

呉鳳明と霊凰が、逃走しながらこのあとどう立て直すかを話していたところに、何と信が現れます…!

羌瘣が本陣で斬った人物が呉鳳明でないとすぐにバレ、信が追ってきていたのです!

しかし、信は呉鳳明を見たことがなかったため、呉鳳明と霊凰のどちらを討てばいいのか一瞬迷います。

すると、そこで咄嗟に呉鳳明が「鳳明様お逃げをっ」と霊凰に言いました。

信はその言葉で、霊凰のことを呉鳳明だと思い、霊凰を討ちます。

呉鳳明はまたしても、仲間を自分だと敵に思い込ませることで生き残りました。

しかも、本陣が落ちたとき、すぐに自分の元へ駆け付けてくれた師匠をです。

これがもう一つの、呉鳳明が師匠を裏切ったクズだと言われる問題のシーンでした。

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キングダム:呉鳳明(ごほうめい)はクズなのか?

呉鳳明は、側近や師匠を自分だと敵に思いこませることで、生き残りました。

義理も人情もないクズだと思う方も多いと思います。

しかし、いざという時には、側近や師匠ですらも見殺しにする冷酷さを持てることも、強さの一つではないでしょうか?

呉鳳明の師匠”霊凰”は冷酷無慈悲な軍略家と言われていました。

その霊凰に教わった呉鳳明が冷酷無慈悲になるのは不思議ではありません。

信に討たれそうになったときに、咄嗟に「鳳明様お逃げをっ」と霊凰に言った頭の回転の速さも才能の一つだと思います。

戦国の世では、裏切りなんて日常茶飯事でしょうし、食うか食われるかの弱肉強食の世界。

呉鳳明の行動は、この時代では珍しくないことで、クズだとは言えないと思います。

キングダム:呉鳳明(ごほうめい)は無能?

合従軍戦での戦果は?

巨大井蘭車

合従軍戦での呉鳳明の活躍と言えば、巨大井蘭車ではないでしょうか?

函谷関は、井蘭車の高さを計算した上で造られた不落の国門。

どんなに大きな井蘭車を持ってこようが、この函谷関に届くはずがないと誰しもが思っていました。

しかし、呉鳳明は井蘭車にある仕掛けを施すことで、函谷関に橋をかけるのです!

秦軍はこの井蘭車に火矢を放ちますが、呉鳳明はそれを想定済み。

井蘭車には、火がすぐに消えるような細工がされており、秦軍は井蘭車から続々と登ってくる魏兵に苦戦を強いられるのでした…。

巨大な弩

呉鳳明が合従軍戦に持ってきていたものは井蘭車だけではありませんでした。

それは巨大な弩。

本来弩は、弓のように人を狙う武器ですが、この巨大な弩は人を狙うために作られたものではありませんでした。

巨大な弩には、予め綱がつけられており、この綱付きの弩が函谷関の城壁に打ち込まれていきます。

すると、弩につながれた綱を続々と兵士が登り始めたのです…!

呉鳳明は、函谷関に杭を打ち込むために、この巨大な弩を発明したのでした。

井蘭車と違って、弩は撃てば撃つほど、登れる箇所を増やすことができます。

呉鳳明は城壁に多くの弩を打ち込み、そこから大量の兵士を登らせることに成功しました。

函谷関を抜けたのか?

呉鳳明は、巨大井蘭車や巨大な弩を使って多くの兵士を登らせることに成功!

しかし、函谷関を抜くことはできませんでした。

これは呉鳳明が無能だったからではなく、共に戦っていた他国の失態が大きかったと思います。

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呉鳳明は合従軍戦で、”函谷関を抜く”、”秦将を討つ”などのわかりやすい戦果を残すことはできませんでした。

しかし、新たな兵器を造り、函谷関を抜く一歩手前まで追い込んだことは評価されるべきではないでしょうか?

騰や蒙驁は、この合従軍戦で呉鳳明のことを傑物だと認めています。

合従軍戦での呉鳳明の活躍ぶりは、決して無能と評価されるようなものではなかったと思います。

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著雍の戦いで敗戦

著雍の戦いでは秦軍の動きを見誤り、本陣を落とされました。

この敗戦で、魏は著雍だけでなく、魏火龍の紫伯と霊凰をも失っています。

そして、魏軍は主要な秦将を一人も討つことができませんでした。

この戦において、呉鳳明は完全なる敗者。

しかも、側近の韓徳や師匠の霊凰を裏切らなければ呉鳳明は死んでいたと考えると、

この戦に関しては、無能と言われても仕方ないかもしれませんね…。

什虎城での圧勝

秦魏同盟で楚の什虎を攻めた際、秦と魏の連合軍は呉鳳明の策で動きました。

その策とは、蒙武や騰という圧倒的武力を持った秦軍を主攻と見せかけ、

什虎の将軍達を秦将に引き付けている間に、魏が什虎城を落とすというものでした。

この呉鳳明の策によって、不落の城と言われた什虎城は1日も経たずに陥落したのです!

このときの呉鳳明の策と対応の速さは、無能とはほど遠いものでした!

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キングダム:呉鳳明(ごほうめい)の評価は!?裏切り者の呉鳳明はクズで無能!?まとめ

呉鳳明がクズで無能という評価をされたのは、著雍の戦いが原因でしたね。

しかし、什虎攻めで無能の汚名は返上できたのではないでしょうか?

クズという評価に関して、筆者は「呉鳳明のやり方は厳しいが、それが現実。」という考えです。

国のためには優秀な人間が生き残らなければいけませんし、綺麗事は言っていられません。

確かに、側近や師匠を見殺しにするシーンは衝撃的でしたが、クズと評価するのは、少し違うのかなと思います。

呉鳳明がクズで無能と評された著雍の戦いは、キングダム第35巻~第37巻でご覧頂けます。

是非ご覧ください!

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