キングダム:悼襄王(とうじょうおう)を毒殺したのは誰?犯人を徹底考察!

キングダム

趙王”悼襄王”は国民よりも自分を一番に考える暗君です。

そんな悼襄王がキングダム第59巻644話で崩御。

その死に様はどう見ても普通ではなく、誰かに毒殺されたのではないかと言われています。

では、悼襄王の死因が毒殺だったとしたら、その犯人はいったい誰なのでしょうか!?

本記事では、悼襄王を毒殺した犯人を考察していきます!

キングダム:趙の大王は本当に無能だった?史実も含めた情報まとめ!

目次

キングダム:悼襄王(とうじょうおう)はどんな人物?

悼襄王は、国や民のことはどうでもよく、自分さえ良ければいいという考えの王。

その暗君ぶりは、鄴攻めのときにあらわになります。

邯鄲の喉元「鄴」が秦に奪われるかもしれないという一大事にも関わらず、

「邯鄲の軍はこの王を守るためにある」

と言い、邯鄲の軍を一切動かしませんでした。

この時、悼襄王が邯鄲から軍を送っていれば、趙が鄴や閼与を失うことはなかったと思います。

悼襄王のこの愚かな判断が、趙の国土を大きく削り、滅亡に繋がったと言っても過言ではありません。

キングダム:悼襄王(とうじょうおう)の死因は毒!?

悼襄王は、鄴を失った年に亡くなりました。

死因は不明とされていますが、その死に様はどう見ても毒殺…。

口と肛門から血を吹いて死んだのです…!

死んだ場所は、悼襄王の愛用する大浴場「桃泉殿」。

悼襄王はその場にいた少年達に、医師を呼ぶよう言いますが、少年達は動こうとしません。

動くどころか、悼襄王が苦しむ姿を見て「クスクス」と笑うのです。

この状況から、少年達は悼襄王の飲み物に毒が入っていることを知っていたのでしょう。

つまり、毒殺の実行犯は少年達ということになります。

しかし、この少年達が自分達で毒を用意したとは思えません。

この犯行には裏で糸を引く黒幕がいるはずです。

その黒幕はいったい誰なのでしょうか?

キングダム:悼襄王(とうじょうおう)を毒殺した犯人は?

悼襄王(とうじょうおう)を毒殺の犯人は李牧一派?

李牧を救出するため毒殺した?

鄴が奪われた後も、李牧一派の舜水樹や扈輒将軍は列尾で秦軍と戦っていました。

しかし、悼襄王により捕らえられた李牧が、斬首されることになったという知らせが来ます!

扈輒将軍は李牧を救出するため、列尾での戦いを止め、全軍を邯鄲まで戻す決断をします。

このとき舜水樹か扈輒のどちらかが「王を殺してでも李牧様を助ける」と言いました。

誰が言った言葉なのかは、描かれていないのでわかりません。

しかし、扈輒将軍は李牧のことを「李牧殿」と言っていることから、「王を殺してでもー」という発言をしたのは舜水樹だと思われます。

この言葉の後、悼襄王が桃泉殿で死ぬことを考えると、李牧一派によって毒殺された可能性は十分にありますね。

李牧一派はどうやって毒を飲ませた?

しかし、問題はどうやって少年達に毒を飲ませるよう指示したかです…。

李牧一派と桃泉殿に出入りする少年達には接点がないように思います。

それに、少年達が李牧一派に協力するメリットが見つかりません。

李牧一派が悼襄王を毒殺する動機は十分ですが、実行はしていないのではないでしょうか?

悼襄王(とうじょうおう)を毒殺の犯人は太子嘉一派?

悼襄王の息子である太子嘉は、悼襄王とは真逆の人間!

名君の器と言われています。

太子嘉は、鄴を守りきれなかった李牧を処刑すると言う父に再考するよう進言しました。

しかし、悼襄王は聞く耳を持たず…。

それどころか、王に歯向かったという理由で太子嘉の耳を噛み千切ります…!

趙国を守るには李牧の存在が必要。

その李牧を救出するには、悼襄王を殺し、太子嘉が王になるしかない!

と考えた太子嘉一派が毒殺を実行したのでしょうか?

しかし、名君の器と言われた太子嘉がクーデターを起こすとは思えません。

太子嘉が悼襄王を毒殺した可能性は低いと思います。

悼襄王(とうじょうおう)を毒殺の犯人は郭開?

郭開は悼襄王が最も頼りにしている側近です。

桃泉殿に出入りする姿が何度か描かれていることから、少年達に最も毒の指示を出せる人物ではないでしょうか?

しかし、郭開は悼襄王の死で混乱する宮廷の対応に、あたふたしているように見えました。

また、悼襄王が死んだら、太子嘉が次の王になります。

人気も実力もある太子嘉が王になることは、大した実力のない郭開にとって好ましくない状況のはず。

となると、郭開が悼襄王を毒殺した犯人である可能性は低いと思います。

悼襄王(とうじょうおう)を毒殺の犯人は江姫?

江姫は、幽繆王の母親と思われる人物です。

幽繆王は末子であるにも関わらず、悼襄王の遺言により、太子嘉を差し置いて王位を継承した人物。

悼襄王が生前に、江姫と英書記官を呼ぶシーンがありました。

おそらく、このときに悼襄王は自分の次の王を、幽繆王にすると2人に伝えたのでしょう。

江姫は自分の息子が王になれば、太后になり、権力を持つことができます。

悼襄王の遺言により、その権力を手にすることが確実となったとき、権力を早く手に入れたくて悼襄王を殺したのでしょうか?

桃泉殿の少年達には

「幽繆王が王になれば、今のように王の相手をする必要がなくなる。」

と言えば、少年達にもメリットがあります。

江姫の立場上、桃泉殿の少年達と接することは違和感もないですし、江姫が最も毒殺の犯人である可能性が高いと思います。

キングダム:悼襄王(とうじょうおう)を毒殺したのは誰?犯人を徹底考察!まとめ

以上のことから、悼襄王を毒殺した犯人は、江姫である可能性が高いと思います。

悼襄王が死ぬことで一番得をする人物だと思うからです。

幽繆王が王になったことで、逃げることになった太子嘉一派と李牧一派…。

太子嘉は北方の城に逃げ、李牧一派は司馬尚のいる青歌城へ逃げることになりました。

趙の内乱はまだしばらく続きそうですが、どのような形で終結するのでしょうか?

そして、悼襄王を毒殺した犯人は判明するのでしょうか?

今後も趙の動きから目が離せません!

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