宮康は玉鳳隊のメンバー。
朱海平原の戦いで、王賁を守る盾となり死亡しました…。
王翦軍から異動してきた当初は王賁への忠誠心がなかった宮康が
王賁のために命を懸けるに至ったのはなぜなのでしょうか?
本記事では、そんな宮康が死亡前に残した名言はどんなものだったのか?
王賁への忠誠心がなかった宮康を変えた出来事は何だったのか?
について書いていきます!
キングダム:宮康(きゅうこう)はどんな人物?
#キングダム 宮康
#出番少ないけど印象に残っているキャラ pic.twitter.com/0loA7nnPuA— Flockほりお (@flockholic) October 12, 2021
宮康は玉鳳隊の騎兵。
初登場は、第37巻 第394話『見物』でした。
もともと王翦軍にいましたが、宮康の隊長・関常が玉鳳隊に派遣されることになり、
それを機に宮康も関常と共に玉鳳隊に入ることになりました。
話すときの語尾が「っス」で、ノリが軽いと言いますか、
ゆるっとした雰囲気のキャラクターです。
(関常の記事はこちらから→キングダム:関常(かんじょう)が玉鳳隊に来た理由は?最後は王賁を守って死亡する!?)
キングダム:宮康(きゅうこう)の強さとは?
①宮康の強さ:鉄球を振るう!
宮康の武器は大きな鉄球!
一振りで敵を吹っ飛ばします!
このような大きな武器を使えるのは巨躯の人ならではですね!
宮康のように巨躯でパワーのある武将は
一点突破の際に風穴を開ける役割を任されることが多いですが
宮康は自ら敵に突っ込むようなタイプの武将ではないようです(笑)
自ら敵を攻撃しに行くというよりは、
来た敵を迎え撃つシーンが多く描かれていますね!
②宮康の強さ:機動力
関常隊の持ち味は「突いては引く」という機動力!
玉鳳隊に来てからは乱戦メインなので、
宮康の機動力のある戦い方を見たことがありません。
しかし、本来は機動力を持ち味として戦うタイプ!
ということは「突いては引く」戦い方をさせれば
より一層、力を発揮できるのでしょう!
(玉鳳隊のメンバー一覧はこちらから→キングダム:王賁(おうほん)が率いる玉鳳隊(ぎょくほうたい)のメンバーまとめ!【2022年2月ver】)
キングダム:宮康(きゅうこう)と松琢(しょうたく)の関係は?
※ネタバレ注意!
松琢
関常隊所属。あまり熱くなるタイプではないが、宮康の仇である「十槍」を前にした時は殺気が溢れていた。#キングダム pic.twitter.com/i5fOcGj9LW
— 毎日キングダム (@mynichi_kingdom) February 5, 2020
宮康が登場する際、隣には常に松琢がいます。
松琢は、関常隊が王翦軍だった頃から共に戦ってきた仲間!
2人は常に行動を共にしており、戦場では互いに背を庇い合うようにして戦っています。
宮康は松琢のことを「兄弟」と呼んでいますが、
名前に共通点がないので、実の兄弟ではなさそうですね。
兄弟のように長い時間を共に過ごしてきたという意味で
そう呼んでいるのではないでしょうか?
飛信隊で言うと、隊結成時から互いに助け合いながら戦ってきた、
崇原と松左のような関係に近いのではないかと思っています。
(松左の記事はこちらから→キングダム:誰もが泣いた松左(しょうさ)の感動の最期とは?松左が渡した槍の意味を考察!)
キングダム:宮康(きゅうこう)の死亡前の名言!
宮康は、第54巻 第587話『祈るのみ』で死亡しています。
朱海平原の戦いで、尭雲軍に捕まった王賁を脱出させるためでした。
最期に宮康はこんな名言を残しています。
「行けっ 兄弟
松琢 昔から二人で熱くなりすぎずに
しぶとく生き残るぞって言ってたがそうもいかなく…
だが いい
賁様は 命をかけて守るに足るお方だ
あとは頼んだぞ 兄弟」
目が疲れているので、今の私の顔が宮康なんですが…。 pic.twitter.com/ihEyKNKQh4
— 人生で大切な事はみな車田漫画で学んだ (@extraetoflimes) January 9, 2021
しぶとく生き残るぞと言っていた宮康が
王賁を守るために命を投げ出し、
後のことを兄弟(松琢)に託すシーンは感動的でした。
キングダム:宮康(きゅうこう)が変わった理由は?
玉鳳隊に来た頃の宮康
玉鳳隊に来た頃の宮康は、玉鳳の戦い方に
「やっぱりうちらしくないっスね。この乱戦は」
と文句を言っていました。
またある時は関常からの
「何かあったらお前が身代わりになって若を守れ」という指示に
「えー」と答える程、王賁への忠誠心が全く見受けられず…(笑)
https://twitter.com/VpIIgPQF0QmbGLs/status/974580737318858753当時の宮康からは、王賁への忠誠心や尊敬の念を感じることはできません。
そんな宮康が「賁様は 命をかけて守るに足るお方だ」と思う程に
宮康を変えたものは一体何だったのでしょうか?
宮康を変えた5つの出来事!
宮康を変えた出来事は以下の5つではないでしょうか?
- 王賁が魏火龍の紫伯を討ったこと
- 王賁が著雍で「三点同時攻撃」の作戦を成功させたこと
- 王賁の隊を覚醒させた檄
- 王賁の危険を冒してでも仲間(番陽・亜光・関常)を助けに行く姿
- 王賁が尭雲の腕に致命傷を負わせたこと
中でも④、⑤の出来事が大きかったのではないかと思います。
宮康は基本的に感情をあまり表に出すタイプではありません。
そんな宮康が唯一感情を露わにしたときがあります。
それは、関常が尭雲に討たれそうになったときでした。
この時、王賁が関常を助けに戻ったことで関常は一命を取り留めます。
そして関常を助けた王賁はそのまま尭雲とやり合い、尭雲に致命傷を負わせました。
この一連の流れを見て、宮康の中で何かが変わったのではないでしょうか?
仲間を見捨てずに守る王賁の姿を見て、
今度は自分が王賁を守る番だと思ったのではないかと思います。
キングダム:宮康(きゅうこう)が愛されていたことがわかるシーン
松琢の涙
宮康が敵兵の渦の中で、致命傷を負いながらも必死に足止めを図ったおかげで
王賁や関常、松琢は脱出することができました。
最後に宮康が討たれてしまう姿を見つめながら
松琢が大粒の涙を流すシーンは、読んでいるこちらも涙が溢れる悲しいシーンでしたね。
松琢の涙から、宮康が松琢にとっていかに大切な仲間だったかが伝わります。
関常の詫び
王賁を脱出させる過程で、自身も重症を負った関常。
しかし、関常は「すまぬ番陽…少し待ってくれ…」と言って
ボロボロの体で宮康の元へ行き、
「すまなかったな宮康……」と宮康に詫びました。
そして重症を負っていた関常は、宮康に詫びた後バタンと彼の亡骸の上に倒れます…。
このシーンから、重症を負った体、且つ朦朧とした意識の中でも
関常の頭から、宮康のことが離れなかったことがわかりますね。
仲間としてとても愛されていたことがこのシーンから伝わります。
キングダム:宮康(きゅうこう)の死亡前の名言とは!?宮康を変えた出来事は何だったのか?まとめ
宮康は玉鳳隊に途中加入したメンバーで、
登場回数もあまり多くありませんでしたが、
王賁を守るために死亡した最期のシーンは
多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか?
宮康がしぶとく生き延びることをモットーといていただけに
死を覚悟して松琢に託すシーンは涙が止まりませんでした。
今後は、後を任された松琢が宮康の分まで活躍してくれるのではないかと思っています。
引き続き、玉鳳隊のメンバーの活躍を注目して追っていきたいですね!
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