政の母親である太后は現在処罰を受け、幽閉されています。
しかし史実によると、後に幽閉を解かれ、咸陽に戻ることになっています。
そして53歳でその人生の最後、幕を閉じることとなるのですが、太后の死亡した原因は記録に残っていません。
本記事では、太后の死亡した原因が何なのか?子供に会うことはできるのか?など、
太后の最後について徹底考察していきます!
キングダム:太后(たいこう)の最後はいつ?
太后の死は史実によると、紀元前228年(享年53)となっています。
死因については記録に残っていません。
53歳という年齢での死は、当時の寿命を考えると、老衰か病気でもおかしくないですね。
ただ気になるのは、太后が亡くなった「紀元前228年」という年が、彼女の祖国「趙」が滅亡する年と同じであるということです…。
もし太后の死に趙の滅亡が関係しているとすると、
彼女の死因は自殺、もしくは暗殺の可能性も考えられますね…。
(太后の史実に関する記事はこちらから→キングダム:太后(たいこう)の波乱の人生は史実?史実とそうでないところを徹底解説!)
キングダム:太后(たいこう)の現在の状況は?
太后は現在、雍城に幽閉されています。
雍城とは、政が加冠の儀を行った場所で、雍は秦の旧王都です。
幽閉されている理由は、嫪毐と起こしたクーデターに対する処罰のため。
このクーデターにより、嫪毐は処刑され、
太后は2人の子供と引き離され、幽閉されることとなりました。
史実によると、雍城で幽閉されていた太后は後に許され、咸陽に戻ることになっています。
いつ咸陽に戻ったのかは明記されていませんが、
キングダム最新話(707話)が紀元前233年で、太后の死亡が紀元前228年なので、
最新話の年から2~3年以内には咸陽に戻されるのではないでしょうか?
キングダム:太后(たいこう)の最後がどうなるかは○○次第!?
太后の死因として考えられるのは4つです!
老衰・病気・自殺・暗殺のどれか…。
太后の死がどう描かれるかは、太后が咸陽に戻った後に
嫪毐との間に産まれた2人の子供と会えるかどうかにかかっていると思います。
史実では子供は処刑されたことになっていますが、
作中では処刑したという体にして実は政の指示で匿われています。
この子供達と会えるかどうか次第で、太后の死の描き方が変わってくるのではないでしょうか?
キングダム:太后(たいこう)の死亡した原因を考察!
太后が死亡した原因は、老衰もしくは病気?
太后が咸陽に戻った後、2人の子供と再会して共に暮らせるようになるのであれば、
彼女の死は老衰もしくは病気として描かれると思います。
2人の子供は太后の全てです。
子供と過ごせるのであれば、自殺する動機もないでしょうし、
子供と平穏に暮らす太后を暗殺して得する人間もいないでしょう。
太后の最後:が死亡した原因は、自殺?
太后の死因が自殺の場合、考えられる最期は2通りあります。
太后の最後①
一つ目は、太后が雍城から咸陽に戻ったときに、子供と会わせてもらえなかった場合です。
子供に会わせてもらえない理由としては、
「死んだことにしているため、頻繁に会わせることができない。」
といったところでしょうか…。
太后にとっては子供が全て。
今の太后が生きる意味は子供しかないと思うのです。
そんな太后が子供と会うことができないとなれば、自殺を選んでもおかしくはありません。
幽閉されていたときは自由がなかったでしょうが、
咸陽に戻り自由の身となれば、宦官に頼んで毒を手に入れることも容易いはず…。
子供に会うこともできず辛い状況の中、自分の祖国「趙」が滅んだとなったとき、
何かの糸が切れて自殺を選ぶ可能性はあると思います。
(趙の滅亡に関する記事はこちらから→キングダム:戦国七雄の滅亡順を徹底解説!!滅亡順は意外な順番だった?)
太后の最後②
二つ目は子供と会えた場合です。
太后が2人の子供と暮らすということは、ずっと隠れて生活しなけばなりません。
隠れて生活する子供達を不憫思った太后が、
子供達に自由に生きてもらうために、死を選ぶという可能性もあるのではないでしょうか?
太后の最後:死亡した原因は、暗殺?
太后の死因が暗殺の場合も、考えられる最期は2通りあります。
太后の最後①
一つ目は太后が子供と会える場合です。
2人の子供が処刑されておらず、生きていたことがバレたときに太后は殺されるのではないでしょうか?
なぜなら、この子供達の父親・嫪毐はクーデターを起こした人間で、
母親・太后は祖国(趙)を滅ぼされた人間。
そんな両親を持つ子供は、秦国にとって危険人物だと思われても仕方ありません。
「反乱の芽を無くさなければいけない」と考えた王宮の者に、子供達は命を狙われ、
太后は子供を守ろうとして殺されてしまうのではないでしょうか?
太后の最後②
二つ目は太后が子供と会えなかった場合です。
子供と会うことができないとわかったとき、太后の政への憎しみは倍増するでしょう。
政を憎悪する太后は、政の野望「中華統一」を邪魔するため、後宮の財力を使って趙に加担する…。
この太后の悪行がバレて、国家反逆罪として太后は殺されてしまうのではないでしょうか?
ただ、このストーリーは史実からあまりにも逸脱しているので可能性はかなり低いと思います。
キングダム:太后(たいこう)の最後、死亡のシーンはは描かれる?
史実では不明となっている太后の最期は、キングダムでどのように描かれるのでしょうか?
筆者の考えはこうです。
- 咸陽に戻った後、2人の子供と暮らせる
- 死因は、老衰もしくは病気
- 死ぬ前に政に謝罪と感謝をする
まず子供に関してですが、政が約束を破るとは思えないので、会うことができると思います。
太后の死因に関しては、老衰か病気であって欲しいと思ってしまいますね…。
というのも、太后は婚約者だった呂不韋に裏切られた日から、
いばらの道を裸足で歩くような過酷な人生を送ってきました。
(呂不韋に関する記事はこちらから→キングダム:呂不韋(りょふい)四柱はなぜ最強集団と言われているのか?徹底解説!)
そんな彼女の最期が自殺や他殺で描かれるのは、あまりにも辛すぎます。
最期くらい、子供達と心穏やかに平穏な日々を過ごして欲しいです。
そして、ずっと憎んでいた政との関係も、子供を助けてくれたことを機に修復されればいいなと思います。
キングダム:太后(たいこう)は病気で死亡?子供には会えるた?太后の最後を徹底考察!まとめ
現在幽閉されている太后は、咸陽に戻った後子供と会うことができるのか?
そして、彼女の最期がどのように描かれるのかを考察しました。
筆者は、太后は最期に子供に会うことができ、政との関係も少し修復でき、
死因は老衰か病気であるといった、ハッピーエンドを予想しましたが、皆様はいかがでしょうか?
今まで波乱の人生を送ってきた太后なので、少しでも報われるような最期であって欲しいと思います。
コメント