信は、王騎から矛を受け継いだように、麃公からも盾を受け継ぎます。
しかし、信は王騎の矛は使用していますが、麃公の盾は使用していません。
信は今後、麃公から受け継いだ盾を使うのでしょうか?
本記事では、麃公が信に盾を渡した理由を考察すると共に、信がその盾をいつ使うのか推察していきます!
キングダム:麃公(ひょうこう)の名言・名セリフ集 何巻で見れるかまとめ!
キングダム:麃公(ひょうこう)はどんな人物?
麃公は秦の将軍です。
本能型の将軍と言われており、本能的に相手の策や、動きの意図を読み取って戦うタイプ。
麃公にとって戦場は家であり、戦いは生きること。
戦場で戦い、勝利し、その夜上手い酒を飲めれば満足というのが麃公の考えでした。
そんな麃公は、昭王の時代、何度も咸陽へ呼ばれたようですが全て無視…。
もし、麃公があのとき咸陽に行っていれば、麃公は六大将軍の一人になっていたかもしれません!
麃公はそれくらいの実力者なのです!
自分の営業スタイルは完全に本能型。
麃公将軍好きだし生き方憧れる〜と思ったけど、こんな現場人みたいに背中で語るには限界あるし組織拡大のスピードは時間がかかるなと最近思う。想いを言語化せねば…
自分のやり方が間違ってなかったと証明したい。#漫画とビジネス pic.twitter.com/AB3CRhtf4K— 庄司健太郎@全ての人に余白を (@shokentaroo) March 17, 2019
キングダム:麃公(ひょうこう)が信に盾を渡すのはいつ?
麃公が李牧の戦術にはまる
合従軍戦でのことです。
李牧を討つため、李牧の守備の戦術「流動」の中に飛び込んだ麃公達。
この流動の流れは、仕掛けている李牧本人にしか見切れない程、複雑なものでした。
しかし、麃公は本能でその流れを見抜きます!
そして、たった数十騎でその守備を突破し、李牧の元へ辿り着くのでした!
麃公/キングダム
本能型の武将
戦略ではなく勘で敵を倒していく pic.twitter.com/SKGdJjwXKR— そらえもん (@soraemon_9099) August 31, 2020
しかし、そこへ龐煖が現れます!
麃公は李牧の流動を見抜き、本陣まで辿り着くことができましたが、それを見抜くことができない他の兵達は、この流動の渦で身動きができずにいました。
つまり麃公達は、本陣に辿り着き、李牧を追い詰めたつもりが、逆に援軍の来れない敵の渦の中に取り残されてしまったのです!
そこに圧倒的武力を持つ龐煖の存在…。
麃公達は絶体絶命の状態に陥ります…!
麃公と龐煖の一騎打ち
麃公はこの状況に死を覚悟しました。
しかし、その麃公達を助けるため、信が数十騎を率いてその渦の中に飛び込もうとします!
その信の姿を見た麃公は
「ここは貴様の火を燃やし尽くす場所に非ず。咸陽へ行け。童信。」
と言って、信の方へ盾を投げるのです…!
これが麃公が信に盾を渡した瞬間でした!
キングダム:麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した理由
信を死なせないため!
敵の渦の中に入ってしまった麃公達。
麃公兵は一人残らず、この渦の中で趙軍にやられていきます。
信が援軍に向かおうとしたとき、趙軍の渦の中にいたのは麃公ただ一人でした。
この中に数十騎で援軍にきたところで何の助けにもならない。
そう判断した麃公は、信が自分の元へ来ないようにするため、盾を投げ渡したのではないでしょうか?
麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した理由:咸陽を守るため!
この戦いは秦国存亡をかけた戦い…。
全ての武将が死力を尽くして戦わなければ、合従軍に勝つことはできません!
自分を助けるために信が命を落とす。
命を落とさなかったとしても重症を負って戦える状態でなくなる。
有能な武将が戦闘不能になることは、咸陽陥落に直結する程のこと。
そう判断した麃公は、信の責務はリスクを負って自分を助けることではなく、咸陽を守ることだと気づかせるために盾を投げたのではないでしょうか?
麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した理由:信の素質を認めていたため!
その麃公が信に
「貴様の炎の色は悪くないーが、六将に比べればその大きさはまだまだ比較にならん」
と言うシーンがありました。
この言葉から、麃公は信に「六将程の大将軍になる素質がある」ことを認めていたのだと思います。
麃公は自分の思い入れのある盾を渡すことで、「お前のことを認めている」ということを伝えたかったのではないでしょうか?
麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した理由:信を見守っているという意味?
麃公が、敵軍の渦の中で先に討たれていく部下に
「先に行って待っておれィ。こ奴の首を手土産にすぐに行くぞィ。」
というシーンがあります。
この言葉から麃公が死を覚悟していることがわかります。
盾は敵の刃から自分を守るための道具…。
信に盾を渡すという行為は、「自分はここで死ぬが、天から信のことを見守っているぞ」という意味があるのではないでしょうか?
麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した理由:天下の大将軍になるまで死ぬなという意味?
麃公は龐煖との一騎打ちの最中に
「ここは貴様の火を燃やし尽くす場所に非ず。咸陽へ行け。童信。」と言い、
最後に「火を絶やすでないぞォ」という言葉を残して亡くなりました。
これは麃公からの「生きろ!」というメッセージだと思います。
麃公は信に盾を渡すことで、「この盾で自分を守り、生きろ!」という意味があるのではないでしょうか?
今、人生の楽しみの1つに土曜日のキングダムがある。⚔️
麃公将軍かっこよすぎた。
「火を絶やすでないぞォ」#キングダム #kingdom #麃公将軍 pic.twitter.com/JWW6visQGS
— 投資家@TAIGA (@taiga_trader) August 31, 2021
キングダム:信が麃公(ひょうこう)の盾を使うのはいつ?
王騎の矛に慣れてから?
信は王騎の矛を、鄴攻略の時に初めて使い始めます。
使い始めた頃は、王騎の矛が重すぎるあまり盛大に振り遅れ、敵に何度も斬られていました…。
その状態で盾も使うことはできません。
朱海平原の戦いの終盤でようやく王騎の矛に慣れたところなので、王騎の矛と共に麃公の盾を使えるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです…。
片手で王騎の矛を使いこなせるようになったら、麃公の盾も使い始めるのではないでしょうか?
李牧を討つとき?
麃公を直接討ったのは龐煖でした。
しかし、援軍が来れない状況の中、龐煖と一騎打ちする状況を生み出したのは李牧!
麃公の仇は龐煖だけでなく、李牧もということになります。
信は朱海平原の戦いで既に龐煖を討ちました。
龐煖を討ったときは、まだ王騎の矛を使い始めたばかりだったので、麃公の盾は使われていません。
ということは、信が麃公の盾を使うのは李牧を討つときなのではないでしょうか?
キングダム:麃公(ひょうこう)が信に盾を渡した感動的な理由とは!?信は麃公(ひょうこう)の盾をいつ使う?まとめ
麃公が信に盾を渡すシーンと麃公の最後は、キングダムの名シーンの1つですね。
麃公がなぜ信にこの盾を渡したのか?
作中に直接的な表現がないので、その真意はわかりませんが、いくつか理由を考察してみました!
今後、信が麃公の盾を使うときがくるのか?
そしてそれはいつなのか?
注目しながら、今後もキングダムを読んでいきたいと思います。
麃公が信に盾を渡すシーンはキングダム第30巻でご覧頂けます。
是非ご覧ください!
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