ワンピースでの最重要ワードのひとつ「ラフテル」ですが、その正体が「Laugh Tale(笑い話)」だと判明しました。
判明したといっても、正式な文字が判明しただけで結局どこにあるのかわかりません。
グランドラインの最終地点にあるのが「ラフテル」だと思っていましたが、それも違っていましたね。
一体何が笑っちゃう話なのでしょうか?
「ラフテル」「ワンピース」「ロードスター島」「ポーネグリフ」これまで出てきた様々なヒントを一旦整理しつつ、ラフテルはどこにあるのかをすでにある考察を元に考えていきたいと思います。
ワンピース:ラフテル(Laugh Tale)とは?
まず「ラフテル」が何かについておさらいしてみます。
「ラフテル」とはグランドラインの最終地点
「ラフテル」の存在がわかったのは、ワンピース単行本第12巻での双子岬のクロッカスの言葉からでした。
クロッカスは
- 偉大なる航路(グランドライン)の最終地点
- 歴史上ラフテルを確認したのは海賊王(ロジャー)の一団だけ
- 伝説の島
と言っています。
更にクロッカスの情報によると、双子岬のあるリヴァースマウンテンがグランドラインのスタート地点で、そこからは7本の磁気がありその1本を選んでスタートすると、いつか7本のルートはひとつになり、その最後の島が「ラフテル」とのこと。
このルートを進んでいくために必要なのが「記録指針(ログポース)」で、方向を指し示す方位磁石のようなものです。
ここで私たち読者は、グランドラインのゴールがラフテルということは、一周すると双子岬の反対側に出てくるのだから「ラフテルは双子岬の反対側では?」と普通に思ってしまいました。
【ワンピース】ラフテルについてロジャーとクロッカスの解釈が違うみたいだが https://t.co/6uQ7ML0p0o pic.twitter.com/Na57PuA5Ad
— ジャンプまとめ速報 (@jumpmatome_2ch) January 8, 2020
ロードポーネグリフに記された4つの地点を結んだ中心に「ラフテル」はある
ロードポーネグリフのひとつが存在するゾウ「モコモ公国」国王のイヌアラシが、
- ロードポーネグリフは世界に4つある
- ロードポーネグリフには地点が記されている
- 地図上で4つの点を結んだ時、その中心に「ラフテル」が浮かび上がる
と、言っていました。(ワンピース単行本第82巻)
現在ロードポーネグリフは麦わらの一味のロビンしか読むことが出来ません。
ワンピース:ポーネグリフって一体何なの?解読できるのは誰!?
そして、ロードポーネグリフがあるのがわかっている場所は
「ゾウ」「ホールケーキアイランド」「ワノ国」の3つで、もうひとつは「魚人島の海の森にあった」けど今はどこにあるかわからない?という状況です。
ゾウとホールケーキアイランドのロードポーネグリフは、麦わらの一味がコピーをゲットしているのでロビンが読んで「2つの点」は知っているはずです。
語られていませんが。
グランドラインの最終地点は「水先星島(ロードスター島)」だった
ワノ国編光月おでんの回想で「ログポースの最終地点は“水先星島(ロードスター島)”」ということがロジャーの発言としてわかりました。(ワンピース単行本第96巻)
ロジャーは更に
「嬉々として上陸してわかった・・・!そこが最後の島じゃねェと!“記録指針”の針は乱れ それ以上先は示さねェ!・・・しかし!島はもう一つあるんだ!」
と。
つまりは、グランドラインの最終地点は「ロードスター島」ですがそこからログポースでは辿れない先があり、その場所こそが「ラフテル」ということですね。
クロッカスはロジャーの船の船医として、ラフテルに同行しているはずなのですが、なぜあのようなことを言ったのでしょう?
決して「嘘」ではないですよね?嘘ではありませんが、言い回しとしてはおかしいのです。
「ラフテル」はロジャーがつけた名前「Laugh Tale(笑い話)」
ロジャーが涙を流しながら笑ってこう言います
「ジョイボーイおれは・・・!お前と同じ時代に生まれたかった」
「とんでもねェ宝を残しやがって・・・!」
「とんだ笑い話だ!」
「800年誰も行きつけなかったこの“最後の島”にこんな名前をつけねェか?“ラフテル(Laugh Tale”と」
この、「とんでもねェ宝」は普通に考えると「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」ということになりますね。
ですが、そのとんでもねェ宝を見つけたはずのロジャーはそれを笑い話にし、海賊団の解散を決定しました。
ロジャーは自分たちの冒険を「おれ達は・・・早すぎたんだ“ひとつなぎの大秘宝”か・・・誰が見つけるんだろうな」と言っていることからも、ロジャーはその宝を見つけたにも関わらず手にしていないこともわかります。
ラフテルにあった宝は「莫大な宝」とおでんの回想でも言われていて、尾田先生のインタビューでも「宝は存在する」と話されています。
ラフテルに存在している宝と、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」は別の物である可能性が高まりました。
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「ラフテル」には「世界の秘密」がある?
光月おでんのことを語る錦えもんが、「おでんはロジャーと共に最後の島ラフテルに辿り着き、世界の秘密を知ったお方でござる」と言っています。
「ラフテルに辿り着き莫大なお宝をゲットしたんだぜ」と嬉々としているのではなく、涙を流し苦渋の顔で「世界の秘密を知った」ですから。
増々、ラフテルに何があるのか?ワンピースとはなんぞや?と、考えるのが止まらなくなってしまいますね。
ワンピース:ラフテルはどこにあるのかを考察!
ラフテルがどこにあるのか、様々な考察がされていますがここで整理していきます。
ラフテルは巨大な王国?
ラフテルはオハラのクローバーがポーネグリフや古い文献を読み解いたことで
「一つの国の存在に気づいた・・・今はもう跡形もないが・・(略)・・ある巨大な王国の姿!」
と言っていた、巨大な王国のことではないか?と長い間考察されてきています。
ワンピース:空白の100年に存在した巨大な王国とは!?徹底解説!
ですがこの説は残念ながら、巨大な王国がラフテルではないことに近づくことになってしまいました。
クローバー博士はその王国の名前を言おうとして射殺されてしまいましたが、ラフテルはロジャーが名前をつけたことがハッキリしたので、「名前のない土地」だったと考えられるからです。
ただし、クローバー博士がその国の名前を言おうとしたわけじゃない可能性も無きにしも非ず。
更に、ラフテルは既に名前が存在していたが、ロジャーが上書きしたという可能性もありますね。
「ラフテル」は海の底にある?
大海賊時代を迎えたロジャー処刑後ですが、ロジャーが処刑される時に口にした言葉
「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・探してみろこの世の全てをそこに置いてきた」
この言葉ですが、「そこ」とは「底」のこと。
つまり海の底なのではないか?という説です。
ラフテルは海の底に沈んでしまっているのかもしれません。
ですがこれにもひとつ弱い部分があり、ロジャーが「ラフテル」と名付けたシーンでは背景に「木」が描かれています。
人々もシャボンを纏っている様子はありませんでした。
ただし、魚人島のような島であれば木もあるかもしれませんし、船ごとコーティングしていた場合(レイリーはコーティング職人ですし)シャボンを被っていなくても問題ありません。
今週のワンピースも面白すぎる!
今までルフィが会ってきた人達とロジャーが関わってるのを見ると、ルフィがロジャーと同じ道を進んでるのがわかる
そして最後の島ラフテルが以前ネットで予想されてた通りで「笑い話」=「Laugh Tale」でラフテル
ワクワクが止まらんです#ワンピース pic.twitter.com/4zIl5oVAdp— kanegon (@kanegon3173) January 4, 2020
「ラフテル」と「ロードスター島」は同じ島だった?
ロードスター島からはログポースが先を示さず、ラフテルの場所がそこで途絶えてしまうということです。
これは「ロングリングロングランド」を思い出さないでしょうか?
「ロングリングロングランド」と聞いても「何んだっけ?」となる方は、「フォクシー海賊団とデービーバックファイトをやった場所」と聞くと思い出すかもしれません。
「ロングリングロングランド」は普段10の島が連なって見えますが、実はその島は底の部分でひとつに繋がっていて本来「ひとつの島」なのです。
1年に1度の引き潮の時本来の島の形が見えるのですが、普段は10の島が連なっているだけに見えるのです。
なのでその10の島はそれぞれログポースで指針を指すことはありません。
ロードスター島とラフテルが元々「ひとつの島」であると考えるのならば、ラフテルを指し示すことはないというわけです。
「ロードスター」は「北極星」という意味なのですが、北極星はあの大きな空で全く動かない星です。
昔から人は北極星を頼りに方向を見つけていました。
ロードスター島にはラフテルの方向を指し示す何かが存在するのかもしれません。
https://twitter.com/wetty_works/status/1349706627130146819ワンピース:ラフテルについての伏線か?
ラフテルは南極にあるかもしれない?
ロジャー海賊団には見習いとしてシャンクスとバギーが乗っていましたが、2人は何かにつけ張り合ってケンカをしていました。
「北極と南極どっちが寒いか」でケンカになり、レイリーに叱られていたのはかわいかったですよね。
で、先述しましたが「水先星島(ロードスター島)」のロードスターは日本語で「北極星」を意味するのです。
ロードスター島が北極星ならば、ラフテルは南極にあるのかも?
実はあのケンカ(ワンピース単行本第3巻)は、ラフテルの場所の伏線なのでは?という考察があります。
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ビンクスの酒の歌詞に伏線があった
ロジャー海賊団がラフテルに向かいながら「ビンクスの酒」を歌うシーンがありました。
ビンクスの酒はブルックと出会った時に出てきた歌ですね。
元々「海賊はみんな知っている」という程有名な歌のようです。
その歌詞がラフテルに深く関わっていると思われるのが
- 「ビンクスの酒を届けにゆくよ」→「ポーネグリフをラフテルに届ける」
- 「空にゃ 輪をかく鳥の唄」→「光月家の家紋」
- 「笑い話」→「「Laugh Tale(笑い話)」
という部分。
ビンクスの酒の歌詞は他にも色々噂されているのですが、今回はラフテル関連をピックアップしました。
これ、ぐっときませんか?
ロジャー海賊団がこの歌を歌い、ブルックが50年以上前から歌っていました。
800年前から歌っていたと考えると、ロジャーより前にラフテルに到達していたと思われるジョイボーイやジョイボーイ関係者が作った歌と考えられます。
空白の100年に滅ぼされたとされる巨大な王国の誰かかもしれませんし、光月家の先祖の可能性もありますよね。
もちろんDの一族の可能性も出てきます。
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ラフテルの場所への行き方を歌にして残したのかもしれない!
そう考えるとまたぐっときてしまうのです。
ワンピース:ラフテルの正体は「Laugh Tale」だった!結局ラフテルはどこに?徹底考察!まとめ
ラフテルはどこにあるのか?
ルフィたち麦わらの一味が辿り着くはずの場所ですが、それは最終盤まで私たちに知らされることはないのでしょうか?
これらの考察をまとめ、改めて考えてみたのですが、ラフテルはロードスター島と本来ひとつの「巨大な王国」だった。
クローバー博士が言おうとしたのは「ロードスター島」または「ひとつだった時の名前」では?
ロードスター島にはかつての「ジャヤ」のように島が吹っ飛んだ形跡があった。
巨大な王国を吹っ飛ばしてしまったのは実は「ジョイボーイ」だった!
ロジャーは「お前かい!」ということで、腹を抱えて笑っていた・・・
というのはどうでしょうか?
「笑い話」ですので、そのくらい突飛な方が笑えませんか?(汗
答え合わせが出来るのはまだ先かもしれませんが、今後もヒントを逃さずルフィたちと一緒にラフテルを探して進みたいですね!
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