ワンピース：フィガーランド家は天竜人だった？シャンクスの血筋とは？

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2023年5月2日

2022年8月に公開された、映画「FILM RED」は謎の多い男”シャンクス”が登場するということで話題になりました！

さらに、ウタはシャンクスの娘ということで、実は天竜人ではないかと考察されているシャンクスの血筋なんかが明らかになるんじゃないかと期待されていましたね！

現に映画では五老星の口から「フィガーランド家」という言葉が出ています。

今回は、”シャンクス”と「フィガーランド家」について考案していきたいと思います！

ワンピース：シャンクスはフィガーランド家の血筋？

映画『ONE PIECE FILM RED』で五老星が「”ウタ”のことを“フィガーランド家”の血筋」と話していました。

物語の展開と五老星の会話は下記の通りでした。

ウタがシャンクスの娘であることが判明

大海賊時代を全否定する全く新しい敵の出現（ウタ）
革命の芽を早めに摘んでおかねば
「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか？」

この話の流れから、ウタはフィガーランド家の血筋であり、その父親のシャンクスもフィガーランド家の血筋であることが確定したと言って良いでしょう。（シャンクスとウタは血の繋がりはありませんが五老星はウタをシャンクスの娘だと思っていました）

そして、五老星が手を出しにくい＝天竜人の家系である可能性が非常に高そうです。

つまり、シャンクス = 天竜人（フィガーランド家）と考えられます！

だからこそ、海賊という立場でありながら五老星(天竜人の最高位)に面会できる上に「君だから時間をとった」の発言にも納得できます。

さらに頂上戦争終結時にはセンゴクが、シャンクスの顔を立てて「お前なら」と言ったのもそういう事ではないでしょうか。

しかしながら、実際のところは「フィガーランド家＝天竜人」とは誰も言っていないのでまだまだひっくり返る可能性もあり得ます。

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ロジャーがゴッﾄﾞバレーで奪った宝箱の中にいたシャンクス

・シャンクスはフィガーランド家の血筋で38年前ゴッドバレー事件にてロジャー海賊団に拾われた

・フィガーランド家は天竜人の最高位

だとしたらバギーは誰の血筋になるんだろう..#OP_FILMRED
#心に響くFILMRED pic.twitter.com/cDKRfsoksS

— ユウヤ（ONE PIECE） (@YuyaOne) August 15, 2022

これまで作中で「シャンクスは赤ん坊の頃からロジャー海賊団のクルーだろう」とされてきましたが、映画の中、そして入場特典で配られた「40億巻」ではシャンクスはゴッドバレー事件のときに、ロジャーに拾われたことが判明しています！

38年前、ロジャーとガープが手を組んでロックス海賊団を潰した「ゴッドバレー」で起きた大事件。

そのゴッドバレーから引き上げる際、ロジャー海賊団はいくつかのお宝を奪いましたが、その1つの宝箱の中にまだ一歳のシャンクスがいたとされています。

ロジャー達は困りつつも、そのまま育てる事に。

当時のゴッドバレーにいたのは、海賊と奴隷と天竜人（天竜人と奴隷が住んでいた島がゴッドバレー島）…となると、シャンクスは天竜人の子供だったと考えるのが自然ではないでしょうか？

▼ゴットバレー事件について詳しくはこちら

ワンピース：”海軍の英雄”モンキー・D・ガープはなぜ中将？大将にならない理由は？

ワンピース：”フィガーランド”とは？

”シャンクスはフィガーランド家の血を引く者”ということがほぼ決定的となりましたが、尾田先生のことですから”フィガーランド”にもきっと何かしら意味があるはず！

ということで、ノベライズ本（小説版）を参考にしつつ”フィガーランド”について調べてみました。

船首象＝フィガーヘッド

【#OP_FILMRED 新情報】

尾田っち描きおろしの
サニーくんの設定画解禁！！

一味と数々の冒険を共にしてきた
サウザンド・サニー号が
本作で驚きの変身👀⁉　

スクリーンで駆け回る⁉️#ONEPIECE pic.twitter.com/YibbWm5ZkL

— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) May 18, 2022

サニー号がウタの力で動くぬいぐるみのような可愛い容姿にされてしまったことを、下記のように描写されていました。

【随分小さくなってしまったが、サウザント・サニー号の船首像フィガーヘッドにそっくりだ。】

船首象にフィガーヘッドとルビが振ってあります。

船首像という記載だけでも問題なく伝わりますが、わざわざ”フィガーヘッド”とルビを振っていることからも、作中に出てきた「フィガーランド家」と関わりがあると考えられるのではないでしょうか？

また、この「フィガーヘッド＝figurehead」には、船首像の他にも意味があります。

それが、【名目上の長(リーダー)、傀儡(かいらい)】という意味です。

フィガーヘッドの意味を鑑みて「フィガーランド家」を考えてみると、

天竜人の中でも頂点に君臨するような地位にある一族
天竜人でなかった場合も、世界の先頭に立つような歴史があった「世界政府も無下にできない一族」
地位的には高いところにいるが、実質的な役割を持たないお飾りの一族

という特徴があるのではないかと考えられます。

「フィガーランド」の意味とは？

https://twitter.com/manganouA/status/1140068425965768704

続いては「フィガーランド」の言葉の持つ意味について考えていきます。

どのような表記をするか、どこを一語と考えるか、単語内のどの意味を採用するかによってもいろいろな解釈ができると思いますが、大まかには下記のような意味で考えられます！

①「figure land」と考えた場合。

フィガーランド⇒「figure」と「land」の場合

figure⇒　形・形状・形態・外観、人物・大人物・大立者、象徴

land⇒　陸地、土地、国

この場合は「国を創り上げた立役者」「その土地の象徴」というような意味が浮かび上がってきます。

②「fig garland」と考えた場合。

フィガーランド⇒「fig」と「arland」の場合

fig⇒　イチジク、正装・装い、図

garland⇒　(花・葉などで作り、名誉・勝利のしるしとして頭・首につける)花輪・花冠(勝利・成功の)栄冠、栄誉

イチジクの花冠？と思っちゃいますが、イチジクは聖書の中で創世・再臨・終末の例えと関連して登場することがあり、神聖な植物の1つとされています。

そして花冠や栄誉。

“花” “勝利” “名誉”というワードでワンピースを振り返ってみると「虚の玉座」に座り「花の部屋」でくつろぐイム様が想起されます。

つまり、フィガーランド家とは…イム様の一族、なのかもしれません。