キングダム:春申君を暗殺した李園(りえん)の初登場は何話だった?史実の李園を徹底解説!

キングダム

楚・考烈王の死後、春申君を暗殺し、楚の宰相となった李園!

李園は初登場の場で、

なぜ春申君を暗殺したのか?

楚の王宮で何が起こっていたのか?

を語っています。

しかし、李園が語る暗殺の経緯はキングダムと史実では少し違うよう…。

本記事では、李園の初登場が何話だったのかをご紹介すると共に、

李園のキングダムと史実で違うところを徹底解説していきます!

目次

キングダム:李園(りえん)の初登場は何話?

李園の初登場は、第41巻 第440話『暗殺の首謀者』でした。

第440話、冒頭の春申君が殺されたシーンに、李園の後ろ姿が描かれています。

第440話~第441話『宰相の席』で、李園は春申君を暗殺した経緯と理由を説明しています。

そして、楚の第二将軍である媧燐に

「私と共に宰相の席に座り、新しい大国楚の土台を築いてくれ」

と宰相の席についてくれるよう頭を下げました!

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キングダム:李園(りえん)が春申君を殺した理由は?

原因は考烈王の世継ぎ問題?

考烈王には子が産まれませんでした。

このままだと考烈王の次に玉座に着くのは王弟「負芻」。

しかし、負芻は虐殺を繰り返す異常者で王宮内の大きな悩みの種でした。

このままでは、この楚が暗君の船に乗ることになる…

と心配していたそのとき…!

李園の妹が春申君の子を身籠りました。

国の行く末を思った李園・春申君・考烈王の3人は、

なんと李園の妹が身籠った子を考烈王の子とし、次の王にすることを決めます!

春申君の意見が変わった?

3人で意見が一致していたにも関わらず、なぜ李園は春申君を殺したのか?

それは春申君が考烈王の死後、

「王位はやはり王弟に継がせる。

暗君を出すより裏で血脈を途絶えさせる方が罪が深い。」

と言い出したからでした。

なぜそんなことを突然言い出したのか…真意は李園にもわからないそうです。

ただ、李園はその意見に賛同することはできませんでした。

それは、王の子の画策に加わった自分、そして妹の死を意味するからです。

李園は身内愛のために春申君を殺したのです。

しかし、刺客を送り込んだのは自分だけではなく、春申君も同じだったと李園は言います。

互いに暗殺を計画し、結果生き残ったのが自分だったと李園は話しました。

キングダム:李園(りえん)の史実と違うところは?

画策の発案者は李園?

李園には李環という名の妹がいて、

李環が春申君の子を身籠った状態で、考烈王に献上されたのはキングダムと同じです。

ただキングダムでは、李環の腹の中の子を考烈王の子として次王に据えるのは

国の行く末を思った李園・春申君・考烈王の3人が考えて出した結論とされていましたが、史実では違うようです…。

史実によると、李園は春申君に次のようなことを言っています。

「考烈王に世継ぎがいないことに付け込んで、李環を考烈王に献上し、

腹の中の子を考烈王の子として、次代の楚王にすれば、楚を手に入れることができます。」

このセリフから、李環の腹の中の子を次王とすることは

3人が考えて出した結論ではなく、李園が発案者だったことがわかります。

李園がかなりの策士だったことがこのセリフから伝わりますね。

国の行く末よりも権力?

李園の「楚を手に入れることができます。」という言葉から、

李環を考烈王に献上したのは

「楚の行く末を思って」ではなく「権力のため」だったことがわかります。

妹の李環が太后となれば、李園は王宮内で権力を持つことができます。

つまり、李園は自分が権力を手に入れるために、

「李環を献上すれば楚を手に入れることができます。」と春申君をそそのかし、

妹が太后になるように仕向けたのです…!

刺客を送ったのは李園だけ?

キングダムでは春申君が突然意見を変えたことで、互いに刺客を送り込み、

その結果春申君が死んで、李園が生き残ったと李園は話しています。

しかし、史実では春申君は李園に刺客を送っておらず、

李園が一方的に春申君を殺そうとしていたようです。

理由は「李環の産んだ子が考烈王の子ではなく、春申君の子である」という事実が露見するのを恐れたから。

春申君の食客は、李園がこちらの命を狙っていることに気付き、李園を殺害するよう進言したそうですが、

春申君は李園を甘く見ていたようで行動に移さなかったそうです。

キングダム:李園(りえん)の最期は?

紀元前238年、考烈王の葬儀に向かう春申君に刺客を送り殺害。

次の王には、李環が産んだ子「幽王」が即位。

しかし、幽王は在位10年(紀元前228年)に亡くなり、

幽王の弟が「哀王」として即位するものの、考烈王の弟「負芻」を擁護する者らに殺害され、

その際に李園の一族は李環も含め、全員殺されてしまいました。

幽王も哀王も、考烈王の子でないことがバレたのでしょうか?

史実にはバレたのかどうかは記されていませんが、

一族全員が殺されたということはその可能性が高いですね…。

キングダム:李園(りえん)が春申君を暗殺した話は史実と少し違う!?初登場は何話だった?史実の李園を徹底解説!まとめ

李園の初登場が何話かをご紹介すると共に、

李園の史実とキングダムとで違うところを解説しました!

440話~441話の李園の話を聞いていると、

「春申君を暗殺したのもやむを得なかった」と李園の行動に共感できるのですが、

史実の李園には共感できないですね…。

自分の妹を考烈王に献上することを自ら春申君に進言しておきながら、

その後一方的に春申君を殺害したのですからね…。

権力を独占したかったのかなと、どうしても思ってしまいます。

楚の宰相となった李園が今後どのような活躍を見せるのか、最期がどう描かれるのか、

今後も注目して見ていきたいです!

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この記事を書いた人

ワンピースやキングダムなどがだーい好き。ワンピースの最終回の予測にフォーカス中

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