キングダム:慶舎(けいしゃ)が見抜いた桓騎(かんき)の弱点とは?敵将紀彗(きすい)との比較から徹底考察!

キングダム

圧倒的な強さを誇る桓騎。

しかしながら、趙将慶舎は黒羊丘の戦いで「桓騎の弱点」がわかったというセリフを残しています。

ただ、この弱点が何なのかはまだ明らかになっていません。

慶舎はこの戦いで討たれてしまいますが、この戦いを見ていた李牧も桓騎の弱点に気づいています。

つまり、慶舎亡き後も、敵国趙には桓騎の弱点を知る者がいるということです。

本記事では慶舎が見抜いた桓騎の弱点は何なのか?

桓騎が黒羊丘の戦いで対戦した、敵将紀彗と比較して徹底考察していきます!

 

紀彗について詳しく知りたい方はこちら!

キングダム 紀彗は実在の人物?史実を元に紀彗の今後を予想!

目次

キングダム:桓騎(かんき)ってどんな人物?

桓騎は元大野盗団の首領。

どのような経緯で秦の将軍になったのかは不明ですが、今や秦六将の一人にまで昇りつめています。

冷酷・無慈悲で、戦いに勝つためなら略奪でも虐殺でも何でもやるというスタンス。

桓騎は謎が多く、なぜあんなに強いのか?家族はいるのか?どこから来たのか?

桓騎軍の幹部ですら知りません。

ただ一つわかっていることは、桓騎の根っこには「岩をも溶かす程の怒り」があるということだけです。

桓騎の「怒り」についての考察はこちら!

キングダム 桓騎の強さの秘密は「怒り」!?

キングダム:慶舎(けいしゃ)が見抜いた桓騎(かんき)の弱点とは!?

桓騎(かんき)の弱点をいつ見抜いたのか?

桓騎と趙将慶舎は黒羊丘で戦います。

この戦いの4日目。

桓騎の罠にかかった慶舎が、桓騎軍に包囲され絶体絶命の状況に陥ります。

しかし、趙将「紀彗」らの奮闘により、慶舎は何とか桓騎軍の包囲網を脱出しました。

そしてこの脱出の後、慶舎は「お前の弱点もよくわかったぞ。」と桓騎の弱点に気づいています。

3日目の戦いが終わった時点では、慶舎は桓騎の動きや考えを読めずにいました。

とすると、慶舎は4日目の戦いでその弱点に気づいたことになります。

桓騎軍に包囲されたときに気づいたのではないでしょうか?

桓騎(かんき)の弱点は何なのか?

慶舎はこの戦いを通して、一度も桓騎本人を見ていません。

しかし、桓騎軍に包囲されたことで桓騎軍は間近で見ています。

このことから、慶舎が気づいた桓騎の弱点は「桓騎本人」のことではなく「桓騎軍」のことを言っているのではないでしょうか?

ここでポイントとなってくるのが趙の「紀彗軍」。

慶舎が絶体絶命の状況で助かったのは紀彗軍の強さによるものです。

それに対して、絶体絶命の状況まで追い込んだにも関わらず、取り逃がしてしまった桓騎軍。

桓騎軍の弱点は、「紀彗軍にあって桓騎軍にないもの」が鍵になるのではないでしょうか?

キングダム:紀彗(きすい)軍にあって桓騎(かんき)軍にないものが弱点!?

将への忠誠心

紀彗軍の忠誠心

紀彗は離眼城での善政から、紀彗軍に慕われています。

また「離眼の悲劇」で主要な大人を失った離眼を立て直した、紀彗への信頼は絶大なものに。

紀彗軍の紀彗への信頼、忠誠心はとても強いです。

桓騎軍の忠誠心

一方、桓騎軍には桓騎への忠誠心がありません。

桓騎軍は元野盗団の寄せ集めに過ぎません。

戦の過程で、金品を強奪したり、捕虜を好き勝手殺したり、やりたい放題です。

桓騎への忠誠心で戦っているというよりは、私利私欲を満たすために参戦しているように見えます。

 

将と部下の信頼関係

紀彗軍の信頼関係

紀彗は副将に絶大な信頼を置いており、副将も紀彗に絶大な信頼を置いています。

戦況に応じて都度コミュニケーションを取り、軍一丸となって同じ気持ちで戦っています。

桓騎軍の信頼関係

一方、桓騎と桓騎軍の幹部の信頼関係は薄いように感じます。

桓騎は幹部にすら戦法を打ち明けません。

そのため、桓騎の「意図」がわからない幹部達は「このままで大丈夫なのか?」と疑心暗鬼の中で戦っています。

今まで負け知らずの桓騎は、幹部達に対して「四の五の言わずに着いて来い」というスタイル。

今まではそれで勝ててきましたが、今後も勝ち続けられる保障はなく、幹部達もそう思っているでしょう。

今後部下達が「桓騎が負けるのではないか?」と感じたとき、ただ桓騎を信じて戦い続けることができるのか疑問です。

 

士気の高さ

紀彗軍の士気の高さ

紀彗軍は、紀彗が現れただけで異様な士気の高さを見せました。

「離眼の兵」という言葉を用いて鼓舞すると、その士気は一層高まります!

これは離眼の兵達皆が「離眼の悲劇」をを二度と起こさせないという思いを持っているからだと思います。

桓騎軍の士気の高さ

一方で桓騎が軍を鼓舞して、士気を高めたシーンは今まで描かれていません。

桓騎はいつも本陣で余裕そうに戦いの様子を観察しており、戦闘シーンすら見たことがありません。

また桓騎軍の幹部達も同様で、軍の士気を上げるようなパフォーマンスはしません。

桓騎軍は「個」の力はとても強いのですが、元野盗団の寄せ集めにすぎず、信頼関係も十分でないため、軍の士気を高めて「集」の強さで戦うという戦い方はできないのではないでしょうか?

 

キングダム:桓騎(かんき)軍の弱点・ないものは「思い」!

紀彗軍との比較で桓騎軍にないものをまとめると、それは「誰かの為にという思い」が、桓騎軍にはないのではないでしょうか?

紀彗軍は「自分達の家族を守る」という強い思いの下、戦っています。

その思いの強さが力となり、桓騎や味方の慶舎ですら予測していなかった強さを見せました。

一方、桓騎軍は誰かの為ではなく、自分の私利私欲のために戦っていないように見えます。

所詮、元野盗団の寄せ集めにすぎない桓騎軍。

信頼関係もなければ、桓騎への忠誠心もありません。

自分達の身の危険を感じたときは、一番に退却することを考えます。

ここで自分達が戦いを放棄したら、「味方の隊がどうなるか?」「秦国はどうなるのか?」ということは考えないのです。

黒羊丘の戦いの最中「援軍をよこさないと退却する」という桓騎兵の発言からも、「誰かの為に」という思いはなく、自分のことを一番に考えた兵の集まりだと感じます。

 

キングダム:慶舎(けいしゃ)が見抜いた桓騎(かんき)の弱点とは?敵将紀彗(きすい)との比較から徹底考察!まとめ

慶舎が見抜いた桓騎の弱点とは、桓騎軍の弱さだったのではないでしょうか?

もちろん桓騎軍の戦闘能力は高く、強い武力を持っています。

しかし武力だけでは、「誰かのためにという思い」がある人には勝てないのだと思います。

紀彗軍が強いのは、離眼の民を守るという思いがあるからです。

秦六将の王騎が強かったのも、今まで戦ってきた仲間の思いを背負っているから。

桓騎軍は個の力は強くても、そういった思いがありません。

自分が窮地に陥れば、仲間がどうなろうと関係なく、退却を考える者がいるという、「軍としての弱さ」が慶舎が見抜いた桓騎の弱点だと推察します。

慶舎と桓騎の黒羊丘の戦いは、キングダム第41巻~第45巻でご覧頂けます。

是非ご覧ください!

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