キングダム:飛信隊副長・渕(えん)さんの2大活躍名シーン!渡河の戦いでの川渡りに心打たれる・・・!

キングダム

飛信隊の副長「渕さん」。

いろんなところで登場する渕さんですが、渕さんの有名な活躍シーンと言えば、

「馬陽の戦いで死地に残ると言ったシーン」

「黒羊丘の戦いで川を渡ったシーン」

ではないでしょうか!?

本記事では、渕さんの2大活躍シーンを追いながら、渕さんの魅力を解説していきます!

目次

キングダム:渕(えん)さんってどんな人?

渕さんは飛信隊の副長を務める最古参のメンバーです。

突出した才能を持っているわけではありませんが、「責任感」と「忠誠心」がとても強い人物です。

粘り強い戦いで、何度も飛信隊のピンチを耐え凌いできました。

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渕(えん)さんに与えられた重大任務とは!?

馬陽で渕さん達は「敵将馮忌の首を取る」という重大任務を任されます!

どのようにして馮忌の首を取るか?

飛信隊は百人に対し、相手は何と二万の軍勢!

そこで飛信隊は、数の少なさを利用し、馮忌軍が目の前の秦軍と戦っている隙に近づいて、側面から奇襲を仕掛けるという策で挑みます!

そして見事、敵陣営に奇襲を仕掛け突破口をつくります!

そこからは力対力の勝負に!

信が圧倒的武力でどんどん前へ進み、仲間を助ける一方、渕さんは冷静で的確な指示を出し、隊を整える役割を果たします。

しかし、相手は二万の兵に対し、こちらはたったの百人…。

飛信隊は奮闘するも、あまりにも数に差があり、前へ進むことができません。

そこで渕さんは信にある策を持ち掛けます。

敵軍二万 VS 五十人

それは「隊を二つに分け、信が精鋭部隊を率いて馮忌の首を取りに行く」というものでした。

しかし、ただでさえ圧倒的兵数で劣っており、既に疲弊している飛信隊。

これより少ない数、しかも精鋭を失った隊が敵軍の中で生き残ることはもちろん、脱出することすらとても難しい状況です。

任務を果たすために、死を覚悟して信を送り出す渕さんの顔は涙なしに見ることができません。

自分が死ぬかもしれない作戦を、自ら持ち出した時の渕さんの気持ちはどんなものだったのか…。

渕さんには幼い二人の子どもがいます。

もちろん死にたくないはずです。

しかし、もしこの任務を果たせず秦が敗れてしまったら…。

趙は秦へ侵略を進め、自分たちの家族も殺されてしまう…。

渕さんの覚悟の裏には、村で待つ大切な家族の存在が大きくあったのだと思います。

この策のおかげで、信は見事敵将馮忌を討ち取ることができました。

そして渕さんも、分離してその場に残った隊をしっかり指揮し、奇跡的に生き残ることができたのです!

 

渕(えん)さんの2大活躍名シーン・黒羊丘の戦い(渡河の戦い)

どんな戦い?

この頃、政は呂不韋との抗争に勝利し、名実共に秦の王となっていました。

権力争いがなくなったことで、秦はいよいよ「中華統一」へ打って出ることとなります!

そこで飛信隊は趙の黒羊丘の戦いに招集されます。

この戦いの勝敗は「黒羊丘の五つの丘全てを占拠する」ことができるかどうかで決まるというものでした。

秦軍と趙軍、どちらが速く丘を占拠できるか?

これはスピード勝負です!

先を急ぐ飛信隊でしたが、目の前の川が行く手を阻みます。

しかも対岸には既に敵兵が布陣していました!

早くこの川を渡らなければ、先に丘を取られてしまいます。

飛信隊軍師「河了貂」は必死に考えます。

 

渡河の戦い・全ては川渡りの渕さんに託された…!

そこで河了貂が見出した活路は、隊を三つに分けて攻めるというものでした。

一つ目は、信が率いる隊。

川に二つだけある浅瀬を、精鋭を揃えて攻めます。

しかし、ここは地形的に敵から集中砲火を浴びてしまう場所で、敵からの絶え間ない矢の雨が降り注ぎます。

二つ目は、河了貂と楚水が率いる隊。

ここはもう一つの浅瀬。

信達が敵の注意を引いている隙に攻めます。

そして三つ目がこの作戦の鍵を握る、渕さん率いる隊です!

そこは底が見えない程水深が深く、流れも激流の地。

しかも対岸が険しい絶壁となっており、どう考えても川を渡れるような場所ではありません!

しかし、川を渡るには悪条件すぎるがゆえに敵の布陣がありませんでした。

この作戦は渕さん率いる隊が対岸の絶壁に上陸し、敵陣の背後を奇襲する。

そこに、正面の浅瀬から攻めている隊が上陸して川を渡るというものです。

つまり、飛信隊が川を渡りきれるかどうかは渕さんの隊に託されたのです…!

とは言え、ここを渡るのはまさに自殺行為…。

村で魚の異名を持つ「岐鮑」ですら、命からがら何とか渡れた程の場所。

脚がすくみますが、そんな渕さん達の目の前に川の上流から血が流れてきます!

渕さんは「上流で戦っている仲間達の血だ!」と自分と仲間を奮い立たせ、渡り始めるのです!

渡河の戦いを任せられた渕さんの強み

この作戦は渕さん率いる隊が対岸の絶壁に上陸し、敵陣の背後を突くことで成功するというもの。

飛信隊が川を渡りきれるかどうかの命運は渕さん達にかかっています…!

そんな重役を担う人が渕さんでいいのか?

人員は間違っていないのか?

仲間から疑問の声が上がります。

しかし、この策の適任者はむしろ渕さんしかいないと信と河了貂は言い切ります!

渕さんが誰よりも強く持っているもの。

それは「責任感」です!

渕さんは突出した武力も知力もありません。

信や羌瘣のような怪物でもありません。

だからこそ見せられる背中があるのです!

渡るのは不可能と思えた川を、普通の渕さんが必死に気持ちだけで渡っている…。

その姿を見た仲間は「渕さんが頑張っているのだから自分も頑張らなければ!」という気持ちで頑張れたのではないでしょうか?

信や羌瘣のような超人が先頭に立って同じことをやったとしても、その後に続く者は「自分にはできない…」と諦めてしまっていたのではないかと思います。

 

渡河の戦い・飛信隊は川渡りができるのか!?

何と渕さん達はあの激流を渡り、敵陣の背を突くことに成功します!

しかし、秦軍が上陸したことに気付いた敵軍が一斉に渕さん達に襲い掛かってきます。

渕さん達は激流を渡った末に絶壁を上ってきたため、もう敵と戦う余力はありません。

もう駄目か…!?

と、その時。間一髪で信達が上陸!

渕さんは無事与えられた役割を果たすことができたのです!

渕さんの隊にかかっていたこの作戦。

人員は正しいのか?

当初は仲間から不安の声もあがっていましたが、川を乗り越えた渕さんに仲間から「さすがこの隊の副長はってるだけのことはある」という言葉がかけられます。

突出した武力も知力もない渕さんが、飛信隊の副長にふさわしい人物だと認められたこのシーンは胸が熱くなります!

渕さんは飛信隊がどんどん大きくなって、頼もしい仲間も増えたにも関わらず、ずっと副長を担っていることに不安を抱いていました。

自分は五千人隊の副長に見合った人間ではないと…。

そんな時に仲間からかけられたこの言葉は、渕さんが飛信隊の副長であることに自信を持つきっかけになったと思います!

キングダム:飛信隊副長・渕(えん)さんの2大活躍名シーン!渡河の戦いでの川渡りに心打たれる・・・!まとめ

キングダムに出てくる登場人物は、ずば抜けた武力や知力を持った傑物揃いです。

そんな中で、渕さんは武力も知力もないにも関わらず、隊にとって必要不可欠な存在であり、読者が自分と重ね合わせ、最も感情移入しやすい人物ではないでしょうか?

普通の渕さんが大活躍するシーンを見ると「特別なものを持っていない自分も活躍できるシーンがあるかも!」と勇気を貰えます!

そんな渕さんの2大活躍シーンは、キングダム12巻と42巻でご覧頂けます!

是非ご覧ください!

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