ワンピース:扉絵に潜む伏線が熱い!回収された扉絵伏線、未回収の扉絵伏線、全部まとめて解説!

ワンピースの中にはたくさんの伏線が隠されていますが、「扉絵」の中にも重要な伏線が潜んでいるのは皆さんご存知だと思います。

「扉絵」とは各話の「表紙」や「ポスター」のようなものですが、ワンピースの扉絵にはその1話に含まれる内容から全く違う話の内容まで様々なものが描かれています。

ある扉絵に描かれていたものが、何十話何百話先の本編で「あの扉絵はこの話のことだったのかー!やられたー!」と思うことが度々あります。

扉絵すら油断して見ていてはいけないのがワンピースです!

今回はワンピースの「扉絵に描かれた伏線」の回収されたものや、未回収で今後回収されると思えるものなどをまとめていきます!

目次

ワンピース:「扉絵に潜む伏線」回収された伏線を全部見せ!

サンジがヴィンスモーク家の人だった

14巻124話の扉絵ではサンジがカバンを持っていますが、そこに書かれた「THE SECRET(秘密)」は「サンジに秘密が隠されている」ということ。

また数字の「1830」は1830年にフランスで起きた「7月革命」のことを指していたのではないか?との考察も。

7月革命により王位についたのは、「ルイ・フィリップ」という貴族の子でしたが、暗に「サンジは貴族だった」という伏線が隠されていたのかもしれません。

更に「鶴」は渡り鳥。サンジが鶴のように「生まれ故郷に再び戻る」という意味も含まれていたのではないでしょうか?

この伏線は81巻の814話で回収されました。

サンジ自身は「隠していたわけではない」と言っていましたが、麦わらの一味の誰も知ることがなかった「サンジがヴィンスモーク家の息子」であることがわかりました。

ヴィンスモーク家は力で北の海を制圧していた人殺しの一族なのです。

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革命軍のメンバー

44巻の421話では、ロビンがコアラとビリヤードを楽しんでいる絵が描かれています。

よくよく見るとビリヤードの球の数字は「3」「5」「8」です。

ロビンは2年の修行期間を革命軍と過ごしていますので、その時にメンバーと会っていたと思いますが、この数字は「3サボ」「5コアラ」「8ハック」を現わしているのです。

44巻の時点では革命軍のメンバーにこの3人がいることはまだわかっていませんでしたが、77巻774話でロビンは3人と再会しています。

44巻の扉絵の伏線が、77巻で回収されたのです!

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ワノ国と龍 

33巻310話の扉絵は、和風の着物や鎧を着たルフィ・ウソップ・ロビンが描かれ、背景には桃色の龍がでかでかと描かれています。

これはもう明らかにその後の「ワノ国編」のことを現わしていますね。

ルフィの着ている着物の柄は光月家の家紋とそっくりです。

そして背景の龍は「大人になったモモの助」そのものではありませんか!?

更に95巻959話では、ルフィがこの扉絵と同じ格好をして登場しています。

ワノ国とゾロ

ワンピース単行本29巻265話の扉絵は、日本風の景色の中でカッパを着たゾロと、ゾロの腹巻をつけたリスがゾロに葉っぱを渡している絵です。

このゾロのカッパの胸のマーク(交差する刀模様)は、ワノ国の侍の服についているマークと同じです。

また、「カッパ=河松」を示していたのではないか?

更にゾロの腹巻をしているリスが葉っぱを渡しているのは、ゾロがワノ国の国宝とされている「秋水」をワノ国に返還することを示唆していたのでは?

エースの死

45巻440話の扉絵は「エネルのスペース大作戦Vol.10」で、スペーシー中尉が宇宙海賊に刺されるシーンが描かれています。

440話のタイトルは“火拳vs黒ひげ”で、ちょうどエースと黒ひげが戦う回でした。

この戦いで敗れたエースは、58巻573話の頂上戦争で赤犬に体を貫かれて死んでしまいます。

この扉絵が描かれたシーンと同じ構図で貫かれていることから、エースが死ぬ瞬間を描かれていたと予想されます。

ですが、スペーシー中尉は死んでいなかったのです!

ということは? エースも!? ダメかなぁ・・・もう「エースが実は生きてた」ってのはダメかなぁ?

おでん登場

光月おでんはポーネグリフを作ったワノ国の大名ですが、「白ひげ海賊団」と「ロジャー海賊団」の船に乗っていた経歴があります。

おでんが初登場したのは95巻ですが、59巻581話の扉絵で「おでん登場の伏線」が描かれていました。

シャンクスとバギーがおでんを食べているシーンですが、シャンクスとバギーは「ロジャー海賊団」の船員でおでんとも一緒に旅をしていたことがあるので面識があります。

今この扉絵をふりかえると、シャンクスとバギー2人で「おでんの話でもしてるのかな?」って思ってしまいますよね。

店主のゴリラが涙を流して笑っていますが、おでんの生き様を知った今の私たちにとっては、「そりゃあおもしろい話だろうなぁ」ってわかります。

シャンクスが四皇 

86巻の862話の扉絵は、ロジャー海賊団時代のシャンクスとバギーが「花札」をしているシーンが描かれています。

シャンクスが勝ち笑っていますが、シャンクスの手に握られている花札を見ると「四光(しこう)」です。

これは87巻のSBSで質問が届き、尾田先生が「将来“四皇”の一人になるシャンクスの未来を示唆しているかの様ですね。」と答えてくれています。

「四光」は読み方を変えると「よんこう(四皇)」ですからね~。

この時点ではシャンクスは既に四皇でしたが、扉絵のシャンクスとバギーはまだロジャーの船にいる若い時の絵ですから、その時にすでに未来を示唆していたってことですね。

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サボが生きていた

サボはルフィとエースと共に幼少期を過ごし、義兄弟の盃を交わし仲良く暮らしていたことがわかったのは、60巻のエースの過去の話でした。

3人それぞれ海賊になることを目指し、3人で修行をし、3人で悪いこともし「深い絆」で繋がっていることがよくわかる話でした。

そのサボは「天竜人」に殺されてしまいました。

ルフィとエースの悲しみはとても大きく、サボの存在と死が2人の生き様に確実に影響されていたことがわかります。

そこで68巻668話の扉絵ですが、白ひげとエースのお墓が描かれています。

よーく見るとエースのお墓の前に「酒瓶」と「3つの盃」が置いてありますが、これが「サボが生きていた伏線」となっているのです!

本編では73巻の731話でサボが生きていたことがわかりルフィと再会します。

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ボン・クレー再登場

67巻666話の扉絵では「ボン・クレー」が元気に登場しています!

ボン・クレーはインペルダウンでルフィ達を先に行かせるために、自ら残りマゼランと戦いました。

完全に死んでしまう描写でしたので、ボンちゃんは死んでしまったと思っていた読者さんは多いと思います。

ですがこの扉絵でボンちゃんの生存が確認されたのです!

イワンコフの後を継いだようで、インペルダウンレベル5.5番地の女王になっていたのです。

ボン・クレーはルフィのピンチをいつも助けてくれる「友達」ですから、今後必ずルフィのピンチに本編にて再登場してくれる伏線だと思います。

ワノ国編ではまだ出てきていませんが、今はレベル5.5の囚人たちとの信頼関係を築き力もつけ、その上のもっと大きな戦いの時に来てくれるはず!

エネルのスペース大作戦

こちらは扉絵連載シリーズ「エネルのスペース大作戦」です。

扉絵だけで連載されていて44巻428話から49巻474話の全38話に渡り、エネルがマクシムで月に旅立ってからの様子が描かれています。

この扉絵連載では、かなり重要な伏線となりそうな話がたっぷり描かれているのです。

「月はワンピースに関係している」「月とDは何か関わりがある」などなど。

あらすじを簡単にまとめると

  • エネルは月に行って、スペーシー中尉に出会う。
  • 宇宙海賊をぶっとばす。
  • 月の地下都市を見つけたので、とりあえず何もかも攻撃してみる。
  • 地下都市は機能を復活させ、眠っていた月の住人と思われるロボも復活する。
  • 地下都市で遺跡を発見する
  • その遺跡とそこにある壁画が謎過ぎてワンピース考察者様たちが腕を奮いはじめる
  • 月の住人と青海から来たスペーシー中尉他3人は、エネルに忠誠を誓う
  • エネル軍団誕生

となります。

↓詳細はこちらをご覧ください↓

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クロッカスと飲んでいた人物

64巻631話の扉絵は、双子岬でクロッカスと和風の人物が酒を酌み交わしているシーンです。

背景にはラブーンが大きく描かれていて、ラブーンが元気でいることがまず嬉しいですね。

ですがこの和風の人物は誰でしょう?

現在ワノ国編をやっていますが、後ろ姿なので誰かわかりません。

体の大きさはクロッカスと同じ程度なので、巨人族や小人族ではないようですが。ワノ国の傘を被ってマントを羽織っていることだけはわかります。

ネット上では「金獅子のシキ」「おでん」「ヨーキ船長」などの名前が上がっています。

これから本編に登場しそうですよね。

いつか麦わらの一味が世界を一周し、ブルックとラブーンが再会する時が来るはずですが、その時に「あぁ~!631話の扉絵はこの人だったのか~!」となりそうです。

シャンクスが結婚式場にいる

83巻838話には、結婚式に出席しているシャンクス他赤髪海賊団のメンバーが描かれています。

「どゆこと!?」

シャンクスファンとしてはとても気になるところです。

シャンクス自身の結婚式なのか、仲間の結婚式なのか、そもそも海賊って結婚式なんてやるのか・・・?

新聞を手に持っていますが、何が書かれているのでしょう?

まさか新聞に載る程有名人の結婚式に四皇が参加するなんて・・・ねぇ?

シャンクスが新郎なんだとして、バラのズボン(多分いつものステテコ)ってねぇ・・・?

マキノの子

62巻614話にはこれまた大変おめでたいことが起きています。

ルフィ・エース・サボが幼少期を過ごしたフーシャ村のマキノが赤ちゃんを抱いているのです!

村人が祝杯ムードの中、1人村長は新聞を読んで怒っています。

村長が怒るのはたいてい「村関係者の犯罪」ですから、新聞の内容は「ルフィ」か「エース」か「サボ」か「シャンクス」かなぁ?

63巻のSBSで尾田先生が「マキノさんも母親になった」と明言しているので、マキノの子なのは間違いありません。

父親については隠されてしまいましたが、知りたいのはそっちなのですよ・・・(笑)

マキノの子供は電子書籍のカラー版では「赤茶色の髪」をしているのです。

いつか父親が判明すると思いますが、今のところ「シャンクスが父親である説」がかなり多いようです。

フーシャ村にシャンクスが滞在していた時、マキノはシャンクスに気がありそうな感じでしたので、マキノの恋心が叶ったのだとしたら嬉しいですね。

https://twitter.com/luffy030852/status/967335348018692096

バルトロメオがシャンクスの海賊旗を燃やしている

87巻875話の扉絵では、シャンクスの海賊旗を燃やしているバルトロメオが描かれています。

これはいつかルフィがシャンクスと戦うという伏線だと思われます。

バルトロメオといえば「麦わらの一味オタク」で、麦わら大船団にも所属していますのでルフィの敵ではありません。

この扉絵は「押し掛け麦わら大船団物語バルトロメオ編」という扉絵連載の短編となっています。

バルトロメオは麦わらの一味大好きですが、公開されていない情報は知りません。

恐らくシャンクスとルフィの関係を知らず、ルフィの「四皇全部ぶっとばす」との言葉を聞いて、「ルフィ先輩のおやぐにだぢでぇ(お役に立ちたい)」と思ってしただけのこと。

単なる「やっちまった」話だとは思います(笑)

この後始末をどうつけるのか?本編に関係してくるかもしれないですね。

バルトロメオの慌てっぷりが楽しみです。

ワンピース:扉絵に潜む伏線が熱い!回収された扉絵伏線、未回収の扉絵伏線、全部まとめて解説!まとめ

ほんの一部ですがワンピースの扉絵に潜む伏線をまとめてみました。

扉絵には「扉絵連載」だけで24弾まで描かれていて、その他に読者さんからのリクエストからの扉絵もありますが、どの扉絵も「何か」ある気がしてなりません。

今100巻まで出版されていますが、この中の扉絵がこの先重要な答えの伏線になっているかもしれないです。

何話も後になってから気づけることもあるので、1巻から読み返し扉絵の伏線回収を自分をしてみるのもおもしろいですね!

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