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キングダム:斉国最後の王・斉王(王建王)のこれまでの交渉まとめ!斉王は何を考えているのか?考察!

皆さん斉王がこれまで行った交渉をご存知ですか?

何かと交渉をしている斉王ですがイマイチ何を考えているかわからない人も多いと思います。

今回は過去の交渉を紹介しながら、なぜ斉王は交渉に応じたのか?今後、斉はどうなっていくのかを紹介していきたいと思います。

目次

キングダム:斉国とは?

戦国7雄の一国として中華の東方に存在した国です。

現在の山東省北部全体をまとめており、一番栄えていた時には山東省全域に縄張りを拡大していました。

海に面していて漁業や鉄や塩を生産して富を形成していました。

鄴攻略戦で王翦の策により斉から食料を調達していましたが、斉の飯は美味いとされた描写がありました。

キングダムでは、秦国と離れているせいか登場回数は少ないですが、合従軍編や嬴政との舌戦など物語の要所で登場しています。

キングダム:斉国最後の王・斉王は王建王

第八代目斉王、王健王で斉の最後の国王となる人物です。

登場時はなぜかいつも蛇の丸焼きを加えていて、見るからにクセがある王です。

蛇を常に加えているので、史実に関係しているのかな?と思いましたがそうではありませんでした。

インパクトをつける為にくわえさせている。といった感じでしょうか。

性格はというと、お金に対する優先順位が高く戦争もビジネスだと考えており交渉に長けていたとされています。

キングダム:斉国最後の王・斉王(王建王)のこれまでの交渉

斉王がこれまでに行ってきた2つの交渉、対談を紹介していきたいと思います。

合従軍編での交渉

斉王が初めて交渉を行ったのは合従軍編の時です。

合従軍編とは、李牧が秦国を滅亡させる為に趙、魏、斉、韓、燕、楚で結んだ6カ国同盟です。

絶対絶命と思われた秦国は状況を打破するために外交官の蔡沢が斉王のもとへ出向き合従軍から離脱するよう交渉を行いました。

蔡沢は斉王が多額の報酬の為に合従軍に参加しているのを分かっていた為、斉王に「いったいいくらの金で買われた?」と問います。

さらに蔡沢は合従軍から斉が離脱すれば合従軍で得る事のできる倍の報酬を渡すと約束しました。

斉王は戦争はただのお金儲けのビジネスとしか考えていないと発言し蔡沢の要請を承諾しました。

斉王は承諾したのは、李牧との付き合いよりも蔡沢との付き合いが長いと発言していましたが、斉王は蔡沢がお金を積んでくれるのを分かっていたのだと思います。

実際に蔡沢が斉を訪問した際になんの躊躇もなく城に招き入れています。

普通これから攻め落とす国の外交官を戦争前にわざわざ自国の城に招き入れるでしょうか?

この一連の斉王の動きから交渉能力の高さがあると思いました。

ここでの斉王はとにかくお金の事しか考えてないというイメージでした。

合従軍に関する記事はこちら!
キングダム 合従軍編で秦国に裏切り者がいた!?

嬴政との対談

もう一つの対談は蔡沢がセッティングした中華統一を見据える嬴政との対談です。

この対談では斉王は中華統一も目論む嬴政に対し中華統一に対する考えを問います。

そして嬴政の答え次第では斉王は合従軍を結成し秦国を滅ぼすことも視野に入れていると発言しました。

嬴政は世の中を平和にする為に中華を統一し法の下に王も含め全ての人間を平等にすると発言します。

斉王は嬴政の発言に満足をし斉王は秦国の考えが変わらない限り他国を侵攻していようと静観すると約束しました。

ただの口約束に過ぎませんが、この対談で実質的に斉は秦に降伏した形となりました。

嬴政の考えが素晴らしかったのもあると思いますが、斉王は自国が滅亡してもいいと思っているのでしょうか?

実はこの対談で斉王がなぜ秦国の交渉を今まで受け入れてきたのか理由を話しました。

キングダム:斉国最後の王・斉王(王建王)がこれまでの交渉に応じてきた理由

合従軍から離脱した本当の理由は合従軍が秦国に勝利した後の世界が見るに耐えない汚濁になると感じていたからだと発言しました。

この汚濁というのは秦国が滅亡したら秦国の住民は強制的に仇敵国の人間にさせられる苦しみの事だと思います。

敵国を自国に取り入れても不満、苦しみがあり敵国を滅ぼしても平和にはならず争いが激しくなるという事だと思います。

斉王は見た目が変わっており、お金のことばかり考えている発言をしていたので趙王と同様に自分のことばかり考えている無能タイプかと思いきや正当な理由を持っていました。

見た目とのギャップはすごいですが少なくとも国民の事を考えている良い王だと思いました。

平和な世の中が実現できるのであれば斉国が滅亡しても構わないといった感じでしょうか?

なので嬴政の中華統一後の政策に納得し静観を約束したのだと思います。

キングダム:斉国の今後は?史実を踏まえ考察

史実ではキングダムと同様に秦国の中華統一を静観していました。

しかし残る国が秦国と斉国のみになった時に侵略されるのを恐れて将軍や軍を国境に配備し秦軍を迎え撃とうとしましたが結局秦軍の侵攻を防ぐことはできず滅亡しました

斉の要人が秦国から賄賂を受け取り秦国の中華統一を静観していたようです。

斉王のお金好きはここからきているのかもしれませんね。

しかしキングダムでは、賄賂は受け取らず嬴政の考えに賛同し静観すると発言しているので、秦国と斉国での戦争はないのかなと思っています。

最後に秦国と斉国が残り、戦わずに斉国が降伏すると思います。

キングダム:斉国最後の王・斉王(王建王)のこれまでの交渉まとめ!斉王は何を考えているのか?考察!まとめ

斉王のこれまでの交渉どうだったでしょうか?

最初は斉王はただの交渉上手でお金の事しか考えていないと思っていましたが、お金は、ただの交渉の道具で、斉王自身は、そんなにお金を集めたいわけでもなく、

実際は平和な世の中を望んでいるのかなと思いました。

秦国の敵ではなくなったと思うので斉のこれからの動きが秦国の中華統一にとって大事になってくると思います。

斉王がいつ登場するか分かりませんが今後の斉王の言動にも注目しながらキングダムを楽しんでいきたいと思います。

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