ワンピースの悪魔の実には「超人系(パラミシア)」「自然系(ロギア)」「動物系(ゾオン)」の三種類があります。(人造悪魔の実は別)
この中で一番希少と言われているのが「自然系(ロギア)」です。
私たちはよく「人は自然には勝てない」と思うことが多々ありますが、ロギア系の悪魔の実の能力者の力は、まさに「自然の力」を増大させたもので、自然災害そのものです。
現在「煙」「砂」「炎」「氷」など確認されていますが、その中でも「雷」と「光」の能力の強さは圧倒的です。
雷の能力は「ゴロゴロの実」の能力者「エネル」が持ち、光の能力は「ピカピカの実」の能力者「黄猿ことボルサリーノ」が持っています。
この2人というのが、本当に強くてある意味「卑怯」なくらいなんですよ。
ネット上では「チート能力者」と呼ばれているほどです。
うんうん・・・
雷と光で似ている部分もあるため、「どっちが強いか」が度々議論されています。
今回はこの「ゴロゴロの実」と「ピカピカの実」の能力を徹底的に比較してみたいと思います！
↓こちらの記事もご参照ください↓
ワンピース ：ゾオン系悪魔の実の種類と能力者は？ 全てを一挙公開！！
ワンピース：ゴロゴロの実とピカピカの実とは？
エネルの持つゴロゴロの実とは？
ゴロゴロの実の特徴
- 雷の速度（秒速150km）で移動できる。
- 最大2億ボルトの電撃を発することができる。
- 電気抵抗によって物体を発熱させることができる。
- 金属を電熱によって形状変化させることができる。
- 金属の物体内を移動することができる。
- 自身が心停止状態でも脳が無事ならば、自身の電撃で心臓マッサージを行い蘇生ができる。
- 巨大な雷神のような姿に変身することが出来る。
- 「ゴムゴムの実」の能力者に対しては、攻撃も防御も無効化される。
ルフィがゴロゴロの実食べてたらもうワンピース手に入れてたよな https://t.co/4FTOKxMfQW#ワンピース #ルフィ #ゴロゴロの実 pic.twitter.com/PwHlsM5MJW
— 神崎 (@neiro_sokuhou) December 25, 2018
強いですね～。
雷の性質を調べてみたのですが、雷が光るのは「空気の中を電気が通ると空気が熱くなり、高熱になった空気は光る」のだそうです。
エネルの技はこういう理由で、熱くなったり金属が溶けたりしちゃうわけですね。
黄猿の持つピカピカの実とは？
ピカピカの実の特徴
- 光の速度（秒速30万km）で移動できる。
- 光を集束させ、強力なレーザービームを発射できる。
- レーザーは貫通力を持ち、貫通できないものに着弾すると大爆発を引き起こす。
- 光速度の強力な蹴りやパンチができる。
- 光の剣を作り出せる。
- 光は熱を出すので高熱になる。
- 光という特性上、直線的な動きに限定される。
こちらも強いですね～。
光の性質も調べてみましたが、「光は電磁波という空間を伝わる波の一種で、その波の長さ(波長)によって目に見える色が変わる」そうです。
更に目に見えない「赤外線」や「紫外線」なども光なのだそうです。
ということは、黄猿が目に見えない光を使うようになったら、お手上げではないでしょうか？
ワンピース：「ゴロゴロの実のエネル」と「ピカピカの実の黄猿」が負けた相手は？
ゴロゴロの実・エネルの負けた相手
エネルは「ゴムゴムの実の能力者」であるルフィに、電撃で勝つことが出来ませんでした。
ゴムは電気を通さないので、電気の力では完全にノーダメージのルフィでしたね。
ルフィがエネルに触れると、エネルは雷の力を発揮することも出来ませんでした。
ただこれは、エネルは見聞色の覇気(マントラ)は使えますが、武装色の覇気が使えなかったためと考えられます。
そのかわりエネルは黄金を電気の熱で槍に変形させ、「刺す」「熱」でルフィにダメージを与えられています。
最終的にエネルは負けましたが、私はエネルはもう少し粘ればルフィに勝てる可能性があったように思います。
空島編のあの時点では！ですが。
あの時エネルの最大の目標は「月に行くこと」でした。
ルフィの強さに対して驚愕し「逃げ」の選択もしたエネルですが、ルフィとの戦闘は「月に行くまでの単なる障害」であって、避けられるなら避けてもいいのです。
プライドはどうなる？ということもありますけど、エネルの目標はあくまでも「月で神になる」ことだったのです。
(↓こちらの記事もご参照ください↓)
ワンピース エネルが月で見た古代都市や壁画とは？ 徹底考察！
なので、ゴムには非常に弱いですが、戦う方法はある。
負けたのは事実ですが、純粋に戦闘で負けたとは言い難い。
いや、負けは負けなんですけど！
↓こちらの記事もご参照ください↓
ワンピース：20年以上かけて、ゴムゴムの実の伏線が回収される！？徹底解説！
ピカピカの実・黄猿の負けた相手
黄猿はほとんどの相手にほぼ無傷で勝利しています。
光は攻撃だけではなく、防御技においても強力なので、「勝たなくても負けない戦闘」をすることも出来ますね。
ですが、黄猿が「敗北宣言(降参)」した相手がいます。
頂上戦争に現われた「赤髪海賊団の副船長ベン・ベックマン」です！
ベン・ベックマンの「何もするな“黄猿”！」というセリフと共に、黄猿に銃口を向けているシーンはしびれましたね！
黄猿はベン・ベックマンのその姿を見て、すぐに両手を挙げて降参ポーズをとっています。
ベン・ベックマンが覇気を使えるかはわかりませんが、見聞色の覇気を使えるのではないでしょうか？
シャンクスの右腕ですから、何かしらの覇気は持っていると思われますが、あのシーンで黄猿が降参するのだとしたら、見聞色の覇気それも「未来予知能力程に鍛えられた」覇気が使えるのではないでしょうか？
黄猿の光速の技を予見し、先読み攻撃する力があったと思われます。
黄猿がかかげる正義「どっちつかずの正義」でわかるように、「命がけで戦うくらいなら、ぼちぼちなところで手を引いてしまおう」という考えだったように思います。
エネルと同様に、もう少し粘れが勝てたかもしれませんが、負けたとまでは言えないでしょうか・・・？
降参は降参ですけどね！
ワンピース：ゴロゴロの実とピカピカの実はどちらが強いか
エネルと黄猿が直接対決した場合
エネルは見聞色の覇気を使いますが、ベン・ベックマン程には鍛えられていないと思われます。
能力は自ら鍛えることが出来るということなので、エネルも鍛えようによっては黄猿がすぐに降参する程の見聞色の覇気を持てるかもしれません。
黄猿は、見聞色の覇気と武装色の覇気を持っています。
武装色を持っているだけで、黄猿の方が有利と思えます。
ただし、黄猿の光ビームは「直線的」なものですが、エネルの雷ビームはエネルの思うように動かすことが出来ます。
といっても、光ビームも壁などに当てて直線的な反射を繰り返すことで、曲がったような攻撃にすることも出来てしまうんですよね。
速さだけでいうと、圧倒的に光の方が速いです。
どちらも光や雷を直接攻撃の武器にすることが出来ますが、どちらもロギア系ですのでバラバラになっても復活するんですよね。
エネルは心臓が止まっても、自家製心臓マッサージが出来ますし・・・
黄猿はかかげる正義「どっちつかずの正義」という、「ヤバかったら損しない程度にしよう」という雰囲気があります。
エネルはあの時点では「月に行くことが目標」だったため、「ヤバいヤバい、逃げてとっとと月に行こう」という雰囲気でした。
この2人ってもしかして、最強を争う能力を使いきれていないのでは？
ゴロゴロの実とピカピカの実どちらが強い？結論
悪魔の実の能力そのものを比較することは出来ないことが、ここまで比較してよくわかりました。
なぜなら、「能力を使う人の力」によって能力の使い方が変わるからです。
尾田先生が以前SBSで、「能力の強さがそのままキャラクターの強さではない」と言っていたんですよね。
確かに「悪魔の実のみ」の力で、キャラクターの強さも決まってしまうのでしたら、「強い実食べた者勝ち」となってしまい、ワンピースの世界がとてもつまらなくなってしまいます。
「覇気を獲得しているか」「覇気を鍛え上げているか」「己の身体能力を高めているか」「戦闘のための知識」などなど、キャラクターそのものの努力や経験が必要なんですね。
例えば私がゴロゴロの実やピカピカの実を食べたとしても、一発打ったら全身骨折です・・・(笑)
ワンピース：ゴロゴロの実とピカピカの実の強さを徹底比較！まとめ
いかがでしたでしょうか？
似てる悪魔の実を比較してみましたが、どちらも「最強悪魔の実」と言われるだけあり、どちらも最高の能力なのはわかりました。
結論としては、「使い手次第」ということになってしまいましたが、それは私たち現実の世界でも同じですよね。
「いい物」を持っていても、それをどう使うか？
「お金をたくさん」持っていても、それをどう使うか？
「たくましい筋肉」を持っていても、それをどう使うか？
使い方によっては、正義にも悪にもなるというのは、悪魔の実と同じですね。
私たちは悪魔の実を食べることは出来ませんが、みんな自分の能力を生かすために努力をして磨いていかなければいけませんね。
ちょっと、くさい締め方になってしまいましたが・・・尾田先生の少年たちへのメッセージも入っているのではないかと思うのです。
悪魔の実の謎も少しずつわかりはじめています。
今後も新しい悪魔の実が出てくると思いますが、楽しみでなりませんね！
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