大国としてかなりの軍事力を持っている楚国で一番強いとされている大将軍項燕をご存知でしょうか?
キングダムファンの間では秦国の昌平君と共に楚の大将軍項燕がラスボスになるんじゃないかという説が出ているので今回調べてきました。
本記事では、楚の大将軍項燕について史実を参考にしながら紹介していきたいと思います。
項燕と共にラスボスと噂される昌平君の記事も合わせてどうぞ!
キングダム 昌平君が秦国を裏切りラスボスになる!?理由も判明!
キングダム:楚の大将軍・項燕将軍(こうえん将軍)とは
項燕とは史実でも描かれている実在した楚の大将軍です。
キングダムでは合従軍編等で名前が登場しただけで詳しい詳細は描かれていませんでしたが周りの反応からかなりの大物だということはわかりました。
https://twitter.com/hamano_zyaian/status/1435992863221829635?s=20媧燐が合従軍での功績を讃えられ楚軍のナンバー2の座に昇格しましたがナンバー1の座は誰か分かっていません。
ナンバー1の座に項燕がいるのではないかなと思っています。
広大な土地と人口を擁している楚国で将軍になるということは、他国では大将軍級であることを臨武君が発言していたことがあり、実際に臨武君もかなりの実力を持っていました。
その楚国でのナンバー1の座が項燕なら六大将軍級もしくはそれ以上の実力を持っていると思います。
キングダム:楚の大将軍・項燕将軍(こうえん将軍)がラスボスと言われる理由!史実から考察
項燕がラスボスという説がありますが、秦国が中華統一する際に一番最後に滅亡するのは楚ではありません。
戦国七雄滅亡順に関してはこちらの記事をどうぞ!
キングダム 戦国七雄の滅亡順を徹底解説!!滅亡順は意外な順番だった?
最後に滅亡しないのにラスボスと言われる理由は、楚が滅亡した後に残る国は燕と斉になりますが燕と斉は秦が侵攻してくる時には既に十分な戦力を持っておらずあっという間に秦に滅亡させられます。
なので秦が中華統一するにあたって最大の大戦となった楚との戦争が最後になるんじゃないかと言われています。
キングダムの最大の面白さは戦にあると思うので、弱い国がラスボスだったらちょっと嫌ですよね。
キングダム:楚の大将軍・項燕将軍(こうえん将軍)の史実の情報まとめ
項燕の史実での活躍を紹介していきたいと思います。
李信と蒙恬に戦で勝利する
李信が総大将、蒙恬が副将として軍20万を率いて楚国に侵攻を開始します。
李信と蒙恬は軍を二手に分けて次々と楚の城を落とし侵攻していきました。
快進撃を続けていた李信と蒙恬は一度軍を合流させることになり、城父に集い李信は郢陳へ向かいます。
その後項燕が登場し状況が一変することになります。
李信と蒙恬は楚国の追ってが来ている事には、気づいていましたが予想を上回る速さで項燕が現れ奇襲を仕掛けられ軍を機能させることができずに大敗してしまいます。
項燕は奇襲をかけるために三日三晩休まず秦軍を追いかけたとされています。
この敗戦で李信達は7人の将軍を失う大打撃を受けることになります。
三日三晩追いかける事のできる項燕軍の体力はもちろんですが、奇襲とはいえ李信と蒙恬軍の将軍7人も討ち取るってどれだけ強い軍を持っているんだ?って思います。
キングダムのストーリー今まで史実と同じような描かれ方をしていますが、李信と蒙恬が敗れることも描かれるのでしょうか?
李信と蒙恬が敗れることは想像できないのでどのように描かれるのかすごく楽しみでもあります。
王翦に敗れる
李信と蒙恬を退けることに成功した項燕は攻め落とされた城を奪い返しながらそのまま秦の咸陽に侵攻を始めます。
秦国は王翦に60万の軍で函谷関の守りにつかせます。函谷関で膠着状態になりますが王翦軍60万、項燕軍30万で戦力差はありましたが王翦は無理に戦うことはせずに守りに徹することで軍を休ませ項燕軍が疲弊し退却するのを待っていました。
項燕軍は疲弊し士気も落ち函谷関を抜けないと判断した項燕は退却をしようとしますが、この機を待っていた王翦はすかさず背後から攻撃し項燕軍を大破させます。
その後王翦は楚に侵攻し楚王負芻を捕らえることに成功し楚国は一時的に滅亡します。
【キングダム 豆知識】
〜未回収伏線〜
王翦の野望
王翦は自分の国をつくり王になるという野望がある。
姜燕や李牧に対しても自分に協力するように交渉するシーンが描かれている。今のところ建国に対する具体的な動きはないが交渉シーンが繰り返し描かれていることから意味のない設定ではないと予想。 pic.twitter.com/is5X9VvmDX— たらこ将軍のキングダム研究室 (@tarako_kingdom) December 9, 2020
キングダムで王翦といえば自分の国を持ちたいという願望を持ち秦国の要注意人物と紹介されていますが、史実では王翦は秦国のためにかなりの貢献をしているので、キングダムの王翦の設定はどこからきているのかすごく気になりますね。
キングダム:楚の大将軍・項燕将軍(こうえん将軍)の最後は?
項燕は王翦に大敗しますが、このまま引き下がった訳ではありません。
昌平君を楚王にして王翦と再戦
秦国を裏切り、元々楚王負芻の異母兄弟であった昌平君を王に即位させ楚国を再起させようとします。
翌年に秦国は再び王翦・蒙武に楚国に攻め入るように命じます。
秦国としては、軍総司令であった昌平君の裏切りにはかなり怒っており、楚国を完全に滅亡させる意味でも裏切り者を始末する必要があったのだと思います。
項燕と昌平君が対峙しますが王翦・蒙武には敵わず戦死し、ついに楚は滅亡します。
キングダム:楚の大将軍・項燕将軍(こうえん将軍)はキングダム史上最強の敵?史実から理由が判明!まとめ
楚の大将軍項燕はラスボス説が出るだけあって史実でかなりの活躍をした実力のある武将でした。
皆さんは項燕のラスボス説についてどう思いますか?
史実での戦がキングダムで描かれることになれば、合従軍以上の盛り上がりを見せる大戦になると思いますし、ラスボスに相応しいと思いました。
キングダムで項燕はまだ名前しか登場してませんし、楚との大戦ももう少し後の話なので楽しみが待ちきれないです。
コメント